ぎんじゃけのつりぼり (釣果情報)2017-03-18 PM04:09
ども二見店 池田です
先日、研修で家島は沖に浮かぶ釣堀「海恵」さんへ
銀ジャケと言う魚を釣りに行ってきました。
俗に言う「サクラマス」と言う奴です
普通に天然のん釣りに行ったら交通事故位の確率で
幻に近いお魚ですがそこは釣堀、養殖で簡単に釣れるらしく
しかもルアーで釣らしてくれると言う事なのではしゃぎに行って来ました
釣堀イケスでルアーで簡単に幻の魚が釣れると聞いたらそら行くしかない
私自身、銀ジャケどころかトラウトも管釣も勿論釣堀も
ほぼ経験0でどんな感じなのか不安でしたがいざ釣り場を見てみると・・・
この広い釣堀イケスで定員6名、贅沢過ぎるこの解放感
しかもサビキ・エサ以外、ルアーなら何を使用しても何をしてもOK
ベイトロッドでもメバリングワームでも鯛ラバ・ビックベイトなんでもアリ
つまり、やりたい放題!!こらもう近場のパラダイス
・・・と
・・・言いたかったのですが
まあ普通の人にはパラダイスなのですが、ここに至る迄に私には
どうしても耐え難い難解な問題が一つあるのです、それは・・・
これです
私、実は・・・強烈に猛烈に熱烈に船が天敵。
自分で言うのも何ですがそらもうどこぞで悪魔の実でも拾い食いして
海に死ぬほど嫌われたかの如くゲロゲロになる船酔いカナヅチ人間
食べた実の名前も「ゲロゲロ」だとか「ヨイヨイ」とかじゃね?
と疑う位、そんな力欲しくも無いとうなだれてしまうレベルで
船酔いと言う能力を発動してしまう人間なのです・・・
釣堀までの乗船時間約20分。ゲロゲロの能力発動回数3回・・・
釣堀到着後、釣り開始までにまた嬉し恥ずかし発動2回・・・
釣り開始する頃には歴戦の勇者並に身体ボロボロ・・・
しかしそんな私を横目に釣りを開始された周の方は前評判通り、
一投目から、
次々と釣っていきます。
ルアーも様々、マス類定番のミノースプーンは勿論
メバルワームやバスのスモラバ等とにかく何でもござれ。
やっぱりパラダイス。なんかとっても楽しそう
で、私も釣りを開始しますが数投してはへたり込み倒れ込み
視界は揺れて能力発動。何をしてるのか何がしたいのか何かモッサリして・・・
船酔いと歯痛と色恋沙汰だけは気合いと根性ではどないもなりません。
そんな中、
こちらの同研修参加者明石はルアー館のルアーエキスパート達が
儚くも空し腹に消えていく昼飯を賭けて銀ジャケの匹数を競い合う
銀ジャケCUP2017
を開催すると言う事で気晴らしに、これはうまくいけば昼に中納言でも
食えんじゃねえかと思いゲロゲロと参加させてもらおうと思って近づくと・・・
「アンタは釣るから参加無理」
・・・
・・・
・・・え?
ド・シ・テ!!?
まさかこのゲロゲロの状況でこんなモッサリした理由で断られるとは・・・
モッサリ生きてきた奴にはモッサリした理由で十分ってぇ事ですか?
体は船酔いで、心は若者達のエグみに殺られてボロボロです
挙句の果てにはヤサクレた心で同研修参加者、白浜店の坪田さんから
常備していたアネロン酔い止め薬を優しさに付けこみ強奪する始末・・・
このままでは何をしに来たのか分からない・・・
なんとかこの状況を打破せねば・・・
しばらくするとアネロンの半分は優しさで出来ていませんが
坪田さんの優しさとアネロン本来の効果が効き始め何とか復活
さあこっからが本領発揮。
この歳までモッサリと生きてきた未来に不安しかない
鉄血にして熱血にして冷血なオッサンの力をなめんなよ!!
と、
息巻きたい気持ちだけで口にはせず
涙目になりながら必死に皆に喰らいつきました・・・
でもまあ少しずつ楽にはなって来たのでここで色々と試してみる事に
実はこの銀ジャケルアーの釣堀は3月から開始された
まだ試験的に行なわれている釣堀なのでこれと言って
確率された釣り方・タックル・パターンと言うのがあまり無いのです。
つまり今回の研修の大きな一つのミッションとしては
使用するルアーは勿論タックル・パターンに至る迄
どんな感じの釣りしたらエエのか調べてこいと言う感じ。
でまずはタックル。
魚の大きさは大きいのでこれ位のサイズなのでとりあえず
シーバス・エギ・メバル・アジのタックルから選択かな?
続いてラインの太さ。
釣堀ですが思っていたよりも広々と出来るし
そんなに走りまわる魚でも無い様なので細くてもいけそう。ただ・・・
思ってたより歯が厳つい・・・リーダーは少し太目か??
となると歯の当たるリーダー以外は細糸で大丈夫そうなので
メバルかアジングタックルでイケそう。
で最終的に私はアジングタックルPE0.15号にリーダー0.6に。
途中、トラウトのイメージで0.4までリーダーを落としてみると
アタリは増えるのですが切れる確率が倍率ドンのさらに倍
とても私の腕では扱いきれないのでのでやめました・・・
そしてそんなこんなでバタバタと
私は前半のボロボロ感を相殺すべく
他の皆は前半からの好調をキープしながら銀ジャケ釣堀を満喫。
終わって見れば船酔いも吹き飛ぶ程、全員大漁釣果で大満足でした。
詳しくはこちら
釣堀海恵さんまで
終わって見れば前半グタグタでしたが数はトップでした。
こんな事なら無理矢理にでも先輩風吹かして
銀ジャケCUPに乱入しとくべきやった・・・チッ
俺の満漢全席フルコースが・・・