等価交換 2017-03-19 PM01:51
ウェーディングシーバスゲームに加古川方面へ行ってきました
極寒期になればなる程この罰ゲームの様な釣りの回数が増えます。
気温は暖かくなって来ましたが水の中はまだ極寒
水に浸かれば腰から下がキンキンに冷え、
足の感覚が無くなりそのうち背中が冷え、手の感覚が鈍くなり
やがて体全体が寒さで動かなくなって来るそんな釣りです。
風や波っ気があろうもんなら、とりあえず訳も分からず意味も無く
般若心経でも読経し誰かに許しを乞う様な精神状態になります
モノホンのドM様位しか共感して頂けない様な釣りですが
私、ドMではありません。むしろドの付くSの方の部類の人間です
まあそんな話しはどうでもいいですが・・・
じゃあ何故そんなMッ気ムンムンの釣りをするかと言うと
季節に関係無く、この釣りすると単純に魚が釣れ易いと感じるからです
何事も等価交換。この時期でも釣りたいなら
この時期でも釣れる様、楽せず人より過酷な道を行けって事ですかね。
本来なもうこのシーズンは・・・
シーバスの祭典!
嫌でも釣れちゃうバチ抜けシーズン突入!!
・・・てな感じの甘い蜜啜れる時期の筈なのですが二見・加古川気配が薄いです
薄いって言うか無いに等しい位の釣果しか聞かないです
ので、バチに関係無く普通にシーバス狙って見ました。
とは言っても気温違い、まだまだ水の中は激渋極寒期
堤防やら足場の良い所でどれだけ粘っても釣れる気が
全くしないので今回はウェーディングしに行く事に
陸地から釣れない時でもウェーディングなら人が攻めきれていない
ポイントを狙う事が有る程度出来るので何とかなるかなと思って行ってみましたが、
なんとかなりました
HITルアーは〈シマノ〉サイレントアサシン99S
風の強い日が多くなるこの季節は小粒サイズでもぶっ飛んでくれる
このルアーを多用、一投目には様子見でほぼコレ。マジでぶっ飛びます
こんなミノー系で釣れるという事は恐らく
バチ抜けではありませんが、バチに負けず劣らず
40~60cm前後がバチバチと連発
当たり方もアグレッシブにバチバチした感じ
当たりもバチバチあってとりあえずバチバチ言いたい感じ
他のミノーも試しましたがバチバチ丸呑み。
バチバチの使い方をバチバチ間違ってますが
バチ抜けではやはり無いようです。でもバチルアーも投げてみました。
とりあえず何でもアリなようでバチルアーでも釣れましたが
バチルアーに替えてから極端にサイズが落ちました・・・
大きいのと小さいのでは同じ場所にいても
捕食しているモノが違うのか??不思議な現象。
まあ、何にせよこんな感じでウェーディングするとこの時期でも
陸地からやるよりかはまだ楽しめるのですが何せ・・・
べらぼうに寒い!
ので、長時間は無理。更には水から上がった後がまた地獄。
深夜ともなれば手先足先は冷え、ウェーダーの重さで片は凝るは
水圧で圧迫されてるので体が凝固し冷えと相まって関節が動かし辛い・・・
若干、「それお前のトシの性やろ」と
突っ込まれても仕方無い所もありますが。
何事も人間、等価交換のルールに則っている部分が有りますからね
物でも情報でも何か欲しければ持ち主に対価を払うのと同じように
人より釣りたければ人より体力消耗して苦労しろと言う事ですかね・・・
ただ世知辛い世の中ですから少し位甘い蜜でも啜れる様な場所が無いかと
一応、本来のバチシーバスをウェーディング終わりに狙いに行ってみましたが
・・・ウェーディング時間の約3倍、3時間粘ってこの極小サイズ1匹
やはり何事も等価交換・・・世の中そんなに甘くないです・・・。
池田