HUMP山本氏 2009-12-13 AM10:59
おはようございます。昨日はあいにくの天気でしたが、足元が悪いにもかかわらず多くのご来店、誠にありがとうございました。多くのお客様との会話、良いお話が聞けて、すごくPOWERをもらいましたありがとうございます。
そして昨日はまたしても、ある人が遊びに来てくださいました
HUMP CORPORATION代表 山本 千秋 氏 です。
あの富山ルアークロダイブームの発症ルアーである、おなじみラウズを作った張本人です。
今日はあのラウズが多くの方に認知された経緯を書きたいと思います。
今から約10年位前だったでしょうか、とある春の出来事です。たまたまトラウト雑誌『GIJIE』をパラパラと観ていると、新製品コーナーに載ってた一枚の写真がありました。それがラウズでした。『シャローでのサクラマス攻略用ジャーキングダーター』としての紹介でしたが、それを観たワタクシの第一印象が『なんやこれ、まんまイカやん(笑)サイズが85mmだからホタルイカやね』でした。そこでピンときたワタクシ『これ、春のシーバスに使えるやん!』すぐにHUMPに電話をかけ、商品サンプルを送っていただきました。その時が山本氏との初コンタクトでした。サンプルが到着し、翌朝にはラウズを持って友人と常願寺河口でテスト釣行となり、一発目に釣れた90cmのシーバス、またしても90cmアップのシーバスが連発で釣れ、くせになったワタクシは翌日も同じところでラウズを投げ、またしても90弱のシーバス、そんな釣れっっぷりが気になって電話してきた仲間にもこのラウズを渡しました。その翌朝、一本のメールで目覚めたワタクシ、その写メールにはラウズと共に写った50cmのクロダイ・・・すぐにその仲間に電話すると、どうやら夜勤後にスイムテストにと、明るいほたるいかミュージアム前でキャストしてたとのことでした。それを聞いたワタクシ、いてもたってもいられなくなり、翌朝にはすぐに返してもらったラウズを持ってミュージアム前で釣りをスタート、それがまたあっという間に50アップクロダイが2枚連続で釣れ、あまりの簡単さにすぐに山本氏に電話『これ、イケますわ!すぐに仕入れさせてくださいっ!』翌日には全色店頭に並び、その横には・・・癖になり、毎朝釣れ続けたワタクシのクロダイ釣果写真がズラッとならびました。それを観た当時のお客様の疑い混じりの反応・・・当然ウソツキ呼ばわりもされてましたが、信用してくださったお客様をお誘いし一緒に釣行して、実際釣っていただきました。8名くらいだったでしょうか、当時ご一緒させていただいたお客様は全員釣れ、感動のお顔が印象的でした。そして毎朝並ぶ同じ顔ぶれ、そしてボウズのないルアー黒鯛・・・口コミで広がるには、そう時間はかかりませんでした。
そして業界史上初の『ほたるいかカラー』の誕生でした。
ウワサを聞きつけた雑誌社からの原稿依頼でこの富山クロダイほたるいかパターン(当時、この言葉は業界初でした)を4ページにわたって紹介させていただきました。これはあの有名な「浜名湖ポッパークロダイ」、「Mリグ」が雑誌に登場するよりもずっと前の話です。
この黒鯛ホタルイカパターン、ラウズをワタクシが富山市場に持ってきてから3年間はアングラーズ富山だけでの販売で、当店の影響力には限度がありますがその後、呉東地区の一流ショップ様、呉西地区の一流ショップ様も展開してくださるようになり、当然広がりはさらに拡大を見せ、全国に知れ渡るまでに成長しました。
長くなりすいません
要は・・・
ラウズってスゴいんです
この山本氏の作るルアーは本当に凄く性能が高く、いつも驚かされます。あの有名な『グース』や『エスフォー』、『ピースリー』も山本氏の作品なんです。
実はちょくちょく富山県に釣りに来ており、山本氏もラウズでクロダイ病の一人です(笑)毎回必ず釣れてますから当然ですよね!
次回はこの山本氏の作品で面白いものを紹介しようと思います。