ガラリと変わる

連日の爆釣がウソのような静けさのホームサーフでした。

ブログを見てくださってホームで竿を振ってくださってたお客様、お店でﾜﾀｸｼのホームをお勧めさせていただいたお客様で、今日のホームサーフはいつになく人出の多いにぎやかさでした。

本日、シーバスを始めたいと高級タックル一式を購入くださった中林様に、ﾜﾀｸｼのホームサーフをお勧めさせていただいてたので、様子見がてら、いつになく軽装で釣りをスタートしました。

出発前に天気図を見ると気圧の谷が差しかかってたのと、霧雨という状況から、低気圧と判断魚は絶対に上ずってると推理し、最近お気に入りのダイワショアラインシャイナーR４０LDSをチョイスしました。
ここまでの文で矛盾を感じませんか？(笑)　「表層からと言っておいてシンキングミノーかよ」って声が聞こえてきそうです。
実は、このチョイス、わざとなんです出発前に、現場の木地ｸﾝに電話をして状況を聞いてみると「人はいっぱい居るんですが、まったく釣れてませ～ん」とのこと、連日の爆釣から考えて、この時間に魚がいないということは考えにくく、魚は居るが潮の影響による低活性と判断しました。・・・となると、あとは魚に口を使わせることができるアクションのルアーはなんだ？と予想すると、ﾜﾀｸｼはあまりブリブリ泳がない低アピールのミノーを選択します。そしてスローシンキングミノーをチョイスします。ショアラインシャイナーR４０（フローティング）もR40LDS（シンキング）と見た目は同じですが、フローティングでは浮力の作用でブリブリ泳いでしまいます。しかしこのR40LDSは浮力を持たない為、フラリフラリと泳いでくれます、まるでシンキングペンシルのようにです
「だったらシンキングペンシルを使えばいいじゃん」ってなりますよね、たしかにそれでいいと思いますが、ここであえてミノーを選ぶ理由はリップを持つからですこのルアーパーツの一つである『リップ』は、使い手水中のさまざまな情報を伝えてくれます。潮の流れの向き（魚の走流性）潮の強さ（操作法）潮の変化（潮目、二枚潮など）これらを適格に伝えてくれる役目を果たしてくれ、この後の釣りの組み立てに大いに役に立ってくれます。
ﾜﾀｸｼは初心者のお客様にシンキングペンシルやリップレスミノーをお勧めしないようにしていますが、まずはこの『潮読み』というスキルを習得してほしいという気持ちからです。

なんか話がそれちゃいましたね（笑）

そして、いざ釣り場全体を眺めてみると、確かに多くのアングラーが竿を振っておりました。その時点でピンときたのが、「白銀灯で海面が照らされている所を避けるように釣り人が入っている」ということでした。確かにﾜﾀｸｼも人がいない時は光の明暗部を狙うように暗い所に入ってしまいますが、これだけ人がいて釣れていない、しかも全員暗いところを狙っている・・・だったら「今日はあえて光を狙うべき」と判断し、一番明るい所へキャスト！ﾜﾀｸｼの6.6フィートショートロッドに伝わる情報を頭の中で整理しながらリトリーブすると一発でビンゴ

激しく暴れまくる際に、わずかに見せたｲｶﾂｲ顔をみて大型を確認！隣の中林さんに「これ、メーターはあるね・・・」と話しながら、ばれそうな気配もなくハンドランディングに成功（マネしないでください）

ランディング直後、

「釣れましたかぁ～・・・・あれ～？柴店長じゃないですか～」

と聞き覚えのある声・・・

ラッキークリーク富山店の明地ｸﾝでした
話によると、数十メーター離れたところに、あの上州屋さんスタッフ様もおられたようで、「釣具店全員集合」状態だったみたいです（笑）ごあいさつ出来なくてすいませんでした行こうと思って向かったら、すでにお帰りになられてました・・・今度は必ずごあいさつさせていただきますね、