プロト公開 2010-08-07 PM12:32
本日やっと許可が下りましたので、開発中のとあるロッドを紹介します。
このロッドは小川健太郎とのWケンタローロッドとして開発を進めてきた作品です。
あまりにも特徴の強い竿なので、極秘に行われてきました。
最初に言います
剛竿です
この竿、コンセプトが重要です
「限りなく感度を下げよう」
ということです。
素材はなんと
『カーボングラス』
昔のブランク素材を探し出して使っています。
感度が限りなくゼロに近い変わりに、とんでもない強度を手に入れることができました
お客様の中でも、ワタクシと付き合いの深い方々は、「あぁ、シバケンらしいわw」とお思いになる方も多いと思います(笑)
◆以下、小川健太郎氏コラムより抜粋◆
ルアマガソルトのカラーでアイナメ釣ってる竿・グリッサンド。これの最終プロトとなる逸品です。
昔のカーボンとグラスを探して使って
なんと感度ゼロに限りなく近づけ、その分丈夫に。
ほぼラインの感度のみに頼るため、操作が勝手にめちゃめちゃ上手くなる、という原理。
時代に逆行してます。
ビックリしたのが、アワセがほぼ要らないこと。
立てつつ巻けば掛かります。
昔体験した爆釣が最近なくなった一つの原因は感度が上がりすぎたことなんじゃないかと思ってしまいました。
爆釣とはショートバイトがわかるかわからんか…以前に、掛かるか掛からないか、だったのでは?
そうなると感度云々よりも糸の方向をしっかり操作する、というこちら側の上手さが問われるだけで、感度の大半は要らないことになってしまいます。感度より丈夫さ。
まあ、勝手に糸さばきが上手くなるメカニズムは追々紹介します。
名人たちの釣りは
1に場所、2に立ち位置、3に糸さばき。そしてエサなりルアー、仕掛けのチョイスが最後です。
テレビやビデオ等でもよく見ていただくと…
バスのほうのルアマガに載せてるニゴイの記事のタックルのとこ。あちらの59ミヌアノを見ていただくと、グリップ構成がわかります。
グリッサンドもあの仕様でフロント排除のブランクにゴム巻きがあり、バランス取っております。
シビレる~!!
ここまで書いてくれると、ワタクシ、もう言うことがなくなりました(笑)