昨夜も良く釣れてましたね★ 2010-09-11 PM01:16
おはようございます
いや~、昨夜もめっちゃ釣れてましたね~
アオリイカも胴寸12~15cmになって、しかもあっという間に袋いっぱい
シーバスも沸きまくっててウハウハ
仲間の川端さんからも「●●川、シーバス地合スタート」のメールから始まり、「30本で止めましたw」とか
とりあえずめっちゃ釣れてました
ここで、昨夜も爆釣だったとある餌木の紹介をしたいと思います。
約13年前に発売され、この餌木の有効性にいち早く気付いた当店が、富山で初めて販売を始めたあの餌木、うるさいくらいにお客様に薦めさせていただいた結果・・・w
現在、「アングラーズといえば名匠餌木」や、「それ、アングラーズ餌木やん」とまで言われているらしいこの餌木です
ワタクシとお話させていただいたことのあるお客様は、もうご存知ですよね
この餌木の実釣性能はすでに浸透しているのですが、「なぜこの餌木が別格に釣れるのか?」は考えたことありますでしょうか?
今日は、この名匠餌木PROのヒミツに迫ってみたいと思います
まずはパーツを見てみましょう。
ボディ素材ですが、”本桐材使用”です。プラスチック作られることの多い現代餌木の中では珍しいですが、これが本来の餌木の姿なのです本桐材の難しいところは、材料により比重のムラができるところにありますが、それでも大分県のアオリイカ漁師は本桐という素材しか使いません。それはなぜか・・・もちろん釣れるからですそれらムラは、調整することで解消されます。
まずは左右の胸ビレです。
一般的なエギは、このパーツをニワトリの羽を使っていますが、この名匠餌木はホンモノの猪毛を使用しています。これにより、よりブレーキ力が高まり、シャクリ時の水中波動を数倍にもしてくれ、遠くのイカにアピールするようになります。また、天然猪毛は水中で”青白く光り”イカの食い気をさそうものとして、大分県のあおりいか漁師の間では常識となっています。
ではなぜ、以外の餌木はニワトリ羽を使うのか?・・・コストが安いからでしょう(笑)
そして目玉は夜光玉です最近の餌木の多くは”リアルアイ”を採用していることが多いのですが、この名匠餌木は、未だに”夜行玉”です(笑)でもワタクシ的には、夜光玉アイのほうがイカにとって良いような気がしてなりません。というか、どちらでも良いです。リアルにしたところでメリットもありませんし・・・w
”餌木の目”の本当の意味を知ってしまってからは、目なんて「黒ちょぼ」でも良いと思ってます(笑)
尾びれ搭載ですこのパーツは珍しいと思いますが、この名匠餌木PROの水中姿勢の素晴らしさは、このパーツのおかげでもあると思います。フォール中の動きをみていたあければ、だれでもこのすごさがわかり、異常に釣れるヒミツもみえてくるような気がします。もちろん猪毛です
二段の大型半ガサ針を採用しています。
よく「こんなに大きなカンナやったら根ガカリひどいやろ?」って言われますが、ワタクシが思うに、あまり変わりませんというか逆に根ガカリのしにくさに一役かっているようですもちろんバラシは皆無!ほとんど肉切れしませんので安心です抜き上げ派のアングラーには都合がいいと思いますよ
オモリは昔からの極普通のオモリです(笑)最近は「スナッグレスシンカー」とうたった流線型のオモリが主流となっていますが、はたして効果はあるのでしょうか?ワタクシ的には根とボディの接点の距離があったほうが根ガカリしにくいと思いますが・・・こちらの形状の方が断然根ガカリしにくいでしょうまぁ、正直言えば、ワタクシはそれほどこだわりませんw
なお、名匠餌木PROに使用されている布ですが、本あおりいか餌木布です
この名匠餌木の製造メーカーである「株式会社 釣研」は福岡県にあり、あおりいか漁の歴史のもっとも古い地域でもあります。そういった地方の猟師町では『餌木布反物屋』が多くあり、漁師さんが気に入った餌木布を、誰にも買われないようにと反買いするそうです。ほかの漁師よりも釣る為に・・・
そんな地方の餌木布を採用しているのが、この名匠餌木PROなのですからホンモノの餌木だということが分かると思います
しかししかし・・・
ただ、残念なことが一つあります
ちょっとこちらの写真をごらんください
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ワタクシが古くから使い込んでいる名匠餌木PRO
そして、
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現在販売されている名匠餌木PRO
違いがわかりますか?
先端のアイ(ラインを結ぶ箇所)が変わっています。
ワタクシの持っている名匠餌木PROは紐こよりアイなのに対して、現在のはサルカンアイに変更されています。これが変わったのはたしか3~4年前でした、その時はメーカーに「なんとか紐アイに戻してくれないだろうか?」と意見させていただきましたが無理でした
ワタクシ的には餌木というものは直結で使うものだと思っておりますし、今もそうです。
それは「アクションに悪影響を与える」や「不快音を出すのが困る」など、実践的に「直結の法が良いと感じていたからにほかなりません・・・
もちろんスナップ付けでも十分に釣れるのですが、ワタクシの釣りに対する考えの一つに「釣りは確立の世界」だということがあり、たとえ1%でも釣果の妨げでなるであろう要因は取り払いたいのです。
そういえばダイワのイカ名人Rがモデルチェンジでサルカンアイに変わったときも、同じように意見したことを思い出しました・・・
それともっと大事だったのが、紐こよりアイの根ガカリ防止能力です。
まぁ、今となっては仕方ないので、サルカンアイにこよりをつけて使用してはいますが・・・なんだかかっこ悪いですね
おそらく今日も続くであろう、爆乗りあおりいか
皆様もどうか楽しんできてください
すべてのあおりいか釣り師に幸せな釣果にめぐりあえますように