本日2回目の更新『キビナゴフェアー』の秘密 2011-01-20 PM04:17
本日2回目の更新です。
では今回の
『好きすぎて!キビナゴフェアー』
の秘密を公開!
いやぁ~、たいしたことではないのですよ
今回のキビナゴ軍団
ちょっとしたギミックが仕掛けられていました。
ちょっと暗くします。
そしてUVライトを当ててみましょう。
”目”だけがやたら光って見えませんか?
そうです!
『UVアイ』
コレでございます。
しかししかし、写真で表現するのはなかなか難しい・・・
まるで全身にUVコートが施されているように見えてしまう・・・
ならば少しinputを上げてみます。
なんとなく解りませんか?全身、光が反射しているのに対して
”目”だけが妖しく光る・・・
ならば・・・
コレなら解っていただけるかと思います。
企画会議(とは言ってもワタクシとラッキークラフト瀧田さんだけですが)の段階で「なんとか通常キビナゴとは釣果で差別化をはかりたい!」という気持ちが強く、まず作ったのが全身UVコート。
しかししかし、「アピールが強すぎる!」ということでテスト後即却下!
「なんとかボディの一部に”点”としてこのUVを入れられないだろうか?」と熱望したワタクシ。
だったら『UV eye』にしよう!ってことで速攻作ってくれたプロトと共に、テスト釣行の毎日を送る柴犬。
結果・・・
「すごく釣れた!いや、ノーマルキビナゴとは明らかに違う!コレは凄い!」
ってことで今回のフェアーカラーの全てに採用が決定しました。
グロー(夜光)よりもさらに強いアピールを持つ「UV」。
原理は簡単、「あらゆる光源からの紫外線に反応し強く光る」ということ。
「夜に紫外線は出ないのではないか?太陽も無いし・・・」
と、誰もがそう思うかもしれません。
しかし、夜にもしっかりと紫外線が放出されている光源はあります。
水銀灯だったり月だったり灯台の明かりだったり漁火だったり・・・
ちなみに橋に良く設置されている「オレンジ灯」は紫外線がほとんど出ておりません。
紫外線を出さない「オレンジ灯」はあらゆる生物を引き寄せない効果で蛾などを避ける効果があり、スリップ事故防止に一役買っています。また、オレンジ灯の漁港には、良く光に集まる小魚(アジ仔など)がほとんど寄らないのがなによりの証拠です。
人間の目にはUVは見えません。
夜に行動することを嫌った人間、遠い昔に「紫外線」を目で感じることが出来なくなってしまいました。いわゆる「退化」ってやつです。もちろん視力も低下し、人間は暗闇では0.2ルクスまでしか見えません(魚族は0.02ルクスまではっきりと見えています)
そんな「人間には見えないが、魚には強く見えるUV」は釣果にどう影響するのか、未だに解明されていませんが、今回の「キビナゴフェアー」のような”点でのUV”は非常に釣果が上がると自信をもって言えます。
ちなみに、今回の『UV eye』というギミックをワタクシとラッキークラフトはなぜ隠していたのか?
全国釣具店様への発注書においてもこの『UV eye』は書かれておりません。
理由は簡単!
「意地悪」です(笑)
悪意はないですよ!笑
ギミックはギミックらしくいきたかったもので・・・
それだけ!笑!