春の訪れ 2011-03-04 PM12:51
皆様こんにちは。
先日から続いた醜い風邪は、ずいぶんと回復し今は元気復活です。
休んでいてはいけない時期なんですが、自分の自己管理不足です、反省しています。
そして今日はウチの長男が発熱・・・もしかしてインフルエンザ?学校で大流行なもんで心配です。
皆様もどうかお気を付けくださいませ。
さて、最初の写真なのですが、自宅前の用水です。
けして綺麗とはいえない用水、さきほど眺めていると15cmしか水深がないにもかかわらず、元気にヤマメ達が泳いでいました。そしてワタクシの気配を感じたのか、2枚目写真のウロに逃げ込んでいきました。
ワタクシの子供の頃はもっと汚かったこの用水、魚なんていませんでした。
しかし下水の促進によりだんだんと水質が良くなってきたのか、約10年前から魚が上がってくるようになりましたが、数年前の掘削工事により、魚が居なくなっていたんです。
この用水は「暴れ用水」として有名で、梅雨時期になると川水があふれ出してきます。そして床下浸水もありました。その為、川底を掘削し、大きな岩をもちろん砂利一つない状態にしてしまい、その為、魚はおろか水草までも生息できない川となっていました。
しかし工事から約5年、川底にはうっすらと砂利が溜り、水草も生えてくると魚達は戻ってきました。
そして約6ねんぶりの魚達との再会。
正直、嬉しかった!
釣りたいとも捕まえたいとも思わない。
いつ覗いても、魚影が見えるくらいに戻るにはまだ時間はかかりそうです。
いつも釣りを楽しませてくれている、とあるサーフ。
ここに巨大船着き場の建設予定があるそうです。
ここはテトラポットも入っていないサーフ。
人間の手がほとんど入っていないサーフ。
自然の沈んだ岩が多く入り、恰好のポイントとなっています。
あの広大な砂浜がなくなってしまうのはなんか寂しいですね。
人間は「やわらかな自然の姿」を『カドだらけの物体』に変えていってしまう。
釣りには便利になると思いきや、どうやら外国船の船着き場となる予定らしく、そうなれば「立ち入り禁止」となるのは当然でソーラスの鉄柵が立つでしょう。
川も海も、「環境対策」として水質は良くなってきました。しかし自然の姿は逆にどんどん人工化している事実。
水さえよければ「環境にいい!」と思っているのでしょうか?
やっぱ「生物の専門家」も政治に加わるべきだと思います。
どうなってしまうのか「富山湾」・・・