水柱立蔵4 2012-01-11 PM12:31
今回はコレ!
MIRACLE WORKS
MEKE MEKE
~メケメケ~
メケメケ!っと泳ぐから『メケメケ』だそうです(笑)
真実かどうかは定かではない・・・
ミラクルワークスの代名詞ともいえるこのメケメケ、
当時はミドルレンジ用のヘッドカット型のリップレスミノーこのメケメケくらいだったんじゃないでしょうか。
ただ巻きで潜らせるならリップを付ければ良いのですが、あえての「ヘッドカット型」のデザインはまさに”ジャークに特化”させたデザインの証です。
もちろんただ巻きでもヨタヨタ泳ぐミノーとなりますが、それはあくまでも副産物的要素であり
メケメケはジャーキングという入力方法によって生命が宿ります。
斜め下への左右ダートにより「つい食べてしまう」という、現代風に言えば「リアクションバイト」で魚に口を使わせるミラクルワークスのジャーキング理念の真髄ともいえるルアーです。
このメケメケが大ヒットしてからというもの、他社が競うようにこの「ヘッドカット型ミノー」を製作しリリースしました。
このルアーの扱いの難しさも一級で、「上手く動かせるようになれば釣れる」といった釣り人の向上心を刺激するシロモノでしたね
「なぜ釣れたかわからないが、掛かった!」といったモヤモヤした感じは一切無かったです。
当時このルアーを富山新港の奥湾の必殺ルアーとして愛用していた記憶があります。
水深2mから一気に1m以内に駆け上がるポイントのエッジにぶつける戦法を良く使っていて、このビリケンの先端からはいつも素材の木が見えていました。そしてマニキュアで補修を繰り返す。
高額なルアーなので、もったいないのですが、その「意図的に食わす」という感覚の中毒になっていましたので、釣り欲の方が勝っていましたね(笑)
現在はというと、プラスティック製のメケメケがまだ売れ残っているのを見かけるかもしれませんが、重心移動モデルは全くジャーキングに向いていません!
あったかどうかは定かではないが、固定重心モデルを選んでください!
重心移動モデルはあくまでもタダ巻き用です!
だったらメケメケじゃなくてもいいやん(笑)
このメケメケもいつかは復刻したいルアーですね
いつの日になるのやら・・・