アオリイカのサイズ 2016-09-25 AM11:05
平成28年 9月25日(日)
アングラーズ富山店 スタッフ村田
いつも富山はおまかせ!をご覧いただきありがとうございます。
今日も釣り日和の一日なりそうですね
昨日は、エギングの方で釣場は賑わっていたと思いますが、釣果は良かったんでしょうか?
私は、明日が休みなので明け方前から昼までシャクりに行こうと思っています
まぁ先ほど天気予報を見ると、昼から雨予報・・・・・
う~ん、今月の休みは雨ばかりでしたね
この週末で各ポイントは叩かれているので、明日はとりあえずロケッティアをブン投げてみます
先日、お客様のから頂いた質問に
「この時期に太平洋側と日本海側で、なぜアオリイカのサイズが違うのか?」
そのお客様は、当グループのフォトコン中間結果で、2位のアオリイカが33.5cmなのを見て疑問に思ったそうです。
私も富山に来るまでは、和歌山南部、三重南部をウロウロしており、9月にキロオーバーは何度か釣っています。
同じ時期でサイズが違う一番の理由は、産卵時期が違うという事です
富山や石川の産卵時期は、大体6月なのに対して紀伊半島南部では3月~4月になり、2ヶ月も早く生まれてます。
沖縄では、12月~1月が産卵期と聞いた事があります
もう春どころか、冬ですね
また、ベイトも豊富でたっぷりエサを獲れるのも成長を早くしている要因と思います。
他には、紀伊半島のみならず暖流の黒潮が流れている地域は、春以外に秋にも産卵する個体がいるので、秋に親イカが釣れることもあります
私が良く行っていた和歌山の印南辺りは2月中頃から産卵に入り、8月にはキロオーバーで釣れるところでしたが、12月でもホタルイカサイズの新子が居ましたね
また、アオリイカも遺伝子上3タイプに分かれており、アカイカ・シロイカ・クワイカで一番大型になるのがアカイカです。
アカイカ系が多い地域は、沖縄から宮崎辺りで少数ですが紀伊半島まで回遊していますね
前に串本で釣り好きなダイバーの方とお話しをしていたんですが、串本沖には胴長で1mのアオリイカが居るそうですよ
信じがたい話ですが、アオリイカのヤエン釣法が好きな方だったんで、見間違いはないと思うのと、その方は何度も見ているそうです
胴長1mって、重さは何キロになるんでしょうね
春イカのサイズの違いは、水温が高い地域ほどエサを獲れる期間が長く、日本海側は低水温期は深場でじっとしており、それほどエサを活発に追わないことで、成長に差が出ますね
富山でも11月に入ればキロオーバーは釣れるので、今年こそ富山でのキロオーバーを撮りたいですね