館長賛歌。 (釣果情報)2018-11-11 PM06:06
アサノです。
先日懲りもせず、老体に鞭打って朝7~夕方5時近くまで
びっちり投げ倒してきた。
琵琶湖。
ご存じのように、日本の70、80年代バス小僧が夢見た、ダイナミックで、どこか狂気じみた
”アメリカンなバスフィッシング”は、もはやアメリカ大陸なんかにゃ存在しない。
日本中、いやさ世界中のバス小僧の最後のサンクチュアリ。
フロリダの残り香よ。
今回の琵琶湖は、その永遠のバス小僧達の中で最も”狂気に満ちた男”と。
石井館長。
小学校時代に、ダイワの初代ピーナッツでファーストバスを手にして以来数十年、
ずっとその衝撃と感動を、今に至るまで保ち続けられる男。
商売柄、いろんなバス狂いとされるアングラーやメーカーの人間を目にしてきた
ワタクシでさえ、館長を目の前にすると
「・・・こりゃ、ヤベえ部類の狂いっぷり。」
と思わざる得ない。
「琵琶湖に来たからにゃ、どうしても釣らせる!釣って帰ってもらうで!」
と、ヒットまでの細心の配慮をしてくれたかと思えば、
どういうわけか、自分で釣らせておいたのに瞳の奥には見たこともないような
嫉妬の炎が(笑)。
さらに凄いのは、たとえ釣れたバスが手のひらサイズでもブリブリのランカーバスでも、
同じテンションで喜べる感性。
見よ。この突き抜けた笑顔。
おそらく何百、何千匹とブラックバスを眺めてきたであろうに、未だ少年のように愛おしそうに
バスを眺める瞳は、そんじょそこらの”バス釣りが好きデース!”
な連中なんかにゃ到達できっこない、澄み切った輝き。
人生かけて熱狂できるサムシングを見つけた男は幸せ。
今回、どうしてもメタルジグで釣ってみたくて、BOXにホプキンスやらなんやら
仕込んでいったんだけど、結局、エバグリのこの新作メタルジグ”メタルマスター”
の使い心地にヤラレっぱなし。
ジグ、というとどうしてもバーチカルな釣りってイメージしがちだったんだけど、
このメタルマスター、所謂”メタルジグ”と”メタルバイブ”のイイとこどり的なポジション。
よくアタルんだ、コレが。
これ、むしろ岡山の小規模ポイントでのオカッパリにピッタリだと思うなぁ。
紹介します。
愛妻のチヨコです。