入荷情報!! 2021-12-27 PM01:47
ダイワ『ソルティガIC100P-DH』入荷しました
ハイパードライブデザインとは、高い基本性能が永く続くことを目指し、全ての基本性能の水準を大幅に高めた、ベイトリールにおける新しい設計思想のこと。
それを実現するため、ハイパードライブデジギア(ドライブギア+ピニオンギア)を核とし、ハイパーダブルサポート(ピニオンギア支持方式)、ハイパーアームドハウジング(筐体)、ハイパータフクラッチの、両軸ベイトリールを構成する4つの重要パーツを、過去から培ったテクノロジーにさらに磨きをかけつつ、最先端、初搭載のテクノロジーで大幅にブラッシュアップ。まさしくその名のとおり、超越した駆動性能を持つに至ったのでハイパードライブデザインの定義は、ハイパードライブデジギアを搭載し、回転性能が向上したモデルのことを指す。最大4つの新テクノロジーで構成されるが、ドライブギア以外の3つが新テクノロジーのパーツではない場合でも、ハイパードライブコンセプトとしてカテゴライズする。また、パーツ材質は適材適所で各種、使い分ける。
HYPERDRIVE DIGIGEAR
強く滑らかな回転が持続することを追求した
ベイト(両軸)リールにおける新設計ギアシステム。
ギアの歯のモジュール(大きさ)は耐久性に直結するから小さくしない。
手間を惜しまず、歯面をひとつひとつ精密に削り出す。
だからガッチリと、滑らかに噛み合う。
初期の滑らかさが長く続くことを実現させたDAIWA独自のテクノロジー。
HYPER DOUBLE SUPPORT
滑らかさの持続と、巻きの軽さ。
ピニオンギア両端をボールベアリングで2点支持することで、
ハンドルを回すパワーを減衰させずに
スプール回転へと伝える重要な機構がハイパーダブルサポート。
あわせてピニオンギアそのものも、大幅強化。
HYPER ARMED HOUSING
優れたギアが性能を発揮するために必要なリールの土台とはすなわち筐体である。HYPER ARMED HOUSINGとは、内部構造を高剛性、高精度でしっかりと支え、精緻な巻き心地とハイパワーを生む筐体システムを指す。条件としては、フレームに金属素材を用いること。
さらにソルティガICではアルミニウム合金を採用。
丸型ならではのマシンカット製法によるフル切削を施し、堅牢無比な高剛性を実現する。
当然、ガタつくことなく、かっちりとしたボディで、回転を支えてくれるのである。
形状はヒューマン・エルゴノミクス、いやもっと釣りに特化したフィッシング・エルゴノミクスな、
コンパクトで、手に優しく、疲れない形状。
HYPER TOUGH CLUTCH
信頼は、ある日突然に「勝ち取る」のではなく、時間や歴史、時代を経て積み重ね続けるもの。海水域で使用するベイトリールにおいてトラブルレスを目指した結果、幾度となく稼働するクラッチON/OFFに耐え、作動し続ける高耐久クラッチ構造をついに実現。改良し続けることで見えてきた、キーとなるポイントを紹介しよう。一般的にクラッチというと、イメージされるのがクラッチレバー。これは一部のパーツに過ぎない。このレバーをON⇔OFFと切り替えることで、内部パーツが瞬時に稼働し、ピニオンギアとスプールとの切り離しまで連動するひとつなぎのシステムとなっている。つまりクラッチは、スプールフリーや巻上げの動作に移るための、まさしく駆動の要なのである。
クラッチトラブルの主な原因は、スプールとボディフレームの隙間から浸入する海水によって内部のクラッチシステムが腐食や固着し、クラッチレバーが動作しなくなるというもの。海水はベイトリールにとって不倶戴天の天敵なのだ。DAIWAは長年、クラッチシステムの改良にたゆみなく取り組み続け、このハイパータフクラッチにおいてひとつの完成に到達した。内部システムを盤石の状態に保つことこそ、クラッチが作動し続けるための根幹なのである。