大物泳がせ、リベンジ成る！！ 2023-07-24 PM05:17

アングラーズ奈良橿原店の角田です。

この、いかにも『怪物の住処』という雰囲気満点の潮岬沖に、前回のリベンジに行って来ました。

お世話になったのは一年前から通い始めて今回で7度目の『闘龍丸』さん。

前回、ファーストヒットは力負けして根に入られフックアウト。

二発目はご覧の通り、８０号の幹糸をブチ切られ完敗に終わりました。

やや苦戦したエサ（ムロアジ・サバ）釣りを終了し、いよいよ本命狙いスタート

今回のターゲットは、大型のクエ・カンパチです。

と、流し初めてすぐに竿を出していた船長にヒット

何とあっさりクエ（7.4kg）を仕留めてしまいました

『スマンのぉ～、ワシが釣ってしもたわ』と船長。

こちらも俄然、気合が入ります。

程なく私にもアタリ？？？

あまり抵抗なく上がって来たのは・・・

外道・餌取りの定番、サメ　これでも1ｍ程はあるのですが、楽々上がって来る様なタックルを使っておりますが・・・　この後、そのタックルが悲鳴を上げる事になります。

エサのサバが大暴れする前アタリから、一気に竿が舞い込み船べりに叩き付けられます　ここで走られると根に持っていかれるので必死に耐えるのですが、『カッコ良くファイトしている』というよりは『竿にしがみついてリールのハンドルにぶら下がっている』状態で、巨大魚の暴力的なパワーに翻弄されっ放し

アドレナリン120％でリフトを続けると、少しずつ魚が浮いて来ました。しかしまだ姿は見えず、大きなサメの可能性もあります。クエなら沖の方へ浮くので、サメか　カンパチか　・・・・・背中が茶色い　体髙が高い

カンパチだ

118cm  20kg    この体髙

大本命のクエではありませんでしたが、私の50年の釣り人生で二番目に大きな魚です（一番は印南沖で釣ったクロマグロ 125㎝　23kg）。

しかしこの日はそれだけで終わりませんでした。

船長に本命らしきアタリが2回ありましたが、いずれもスッポ抜け。私にも2回、その内ラストひと流しで来たアタリが強烈でした。

一気に竿が舞い込むと、さっきよりも更に強烈な引きが
カンパチとのファイトで疲労困憊し震える両腕に鞭を入れ、『ウガァ～』『オラァ～』と声にならない唸り声を上げながら、20ｍほど巻き上げたところで、急にスゥ～っと浮き始めました　これはひょっとして、クエ

どちらにせよ、もうこれはもらった獲ったと確信してラスト10ｍ

突然、強烈な引きで横走りを始め、ヤツは船の下へ

『あ～ヤバい』と思った直後、船底に擦れたPE12号は『バッツン』と大きな音を立て、空しくテンションを失いました・・・

姿は見えませんでしたが船長曰く、ヒット直後に根に向かって走ったのでサメではなく大型のカンパチだろう、との事でした。

このバラシのお陰で、20kgのカンパチで満足する事なく、更なる闘志が湧いてきました。

次は30kgオーバーのクエを獲るぞ