リップレスミノーの認知 2009-12-12 AM11:29
おはようございます。今日はあいにくの天気となってしまいましたね今日は土曜日ということで忘年会などのイベントを行う方も多いとは思いますが、飲みすぎには注意してくださいね←ジブンも含めて
飲酒運転は言うまでもないですね(笑)
さて、発売前からの前評判が凄かったあのミノーが入荷完了です。
スカジットデザインズHIDE SHALLOW
全12色入荷完了です
ワタクシ的気になるカラーは
と・・・
ですもちろんすでに握ってますよ(笑)
今日は少しこれらリップレスミノーのお話を書きたいと思います。
昨日書いたミラクルワークスの「ジャーキング理念」ですが、実はあまりにも「早すぎた感」を誰しもが感じていたのは事実です。リップ付きミノー全盛の中、時代がついてこれませんでした。タダ巻くだけで規則正しく動くリップ付きミノーが「泳ぐルアー」という解釈の時代でしたから、意図的にアクションさせないと、意図とする動きが出ないこれらのルアーを受け入れる基盤が、業界には出来ていなかったからです。(バス界ではすでに発祥していました)
不規則に泳ぐリップレスシャローミノーが受け入れられたのは、とあるルアーの登場からだったと記憶しています。
アイマkomomo SF-125
写真は13年前に発売させていただいていたアングラーズ富山オリジナルカラーです。これが現在、全国ショップ、問屋にて乱立しているコモモオリカラの第一号です。
当時ガレージメーカーだったアムズデザインの第一号ルアーとしてリリースされたこのルアーですが、市場に受け入れられるには、そう時間はかかりませんでした。なぜなら、ただ巻くだけで異常に釣れたからです。
関東、関西の一部プロショップでしか展開していなかったkomomo-SF125ですが、正直、日本海側に持ってくるのは心配ではありました。発売前にいただいたサンプルのスイムチェックをした時の印象が、「ちゃんと泳がないなぁ~」だったからです。規則正しく泳いでいるように見えて、少しでも波を受けたりリトリーブスピードに変化がつくと、左右にふらついてしまいます。要は『泳ぎに安定感がない』という印象です。そんなルアーがショアラインシャイナー、アスリートミノー、ザ・ファースト全盛の時代に受け入れられるはずがないと思ったからです。そんな印象ながらアングラーズ富山店頭に姿を現したのですが、当時、プラ製シーバスルアーとしては高額である2,150円、正直、お客様の反応はイマイチでした。リップも無いし・・・(苦笑い)しかし、興味本位で購入してくださった一部のコアアングラーがこの異常なヒット率に驚いてくださり、リピーターとなり、あとは口コミで徐々に広がっていくには時間はかかりません。すぐに大ヒットルアーとなりました。そして、お客様の要望を取り入れた写真のオリカラ製作、看板ルアーの登場でした。
ワタクシ的考えを述べますと、同じ水深設定のルアーでも、リップで泳ぐタイプのミノーとリップレスミノーでは、ルアーとしての意味が違うということです。当然追ってくる魚も二通りの意味があると思います。
『はたして捕食者はルアーをエサとして追って喰ってくるのか?』
永遠のテーマだと思います(笑)
ワタクシ的には『どうでもいいこと』だと思います(笑)
「その時の捕食者がどのアクションを好むのか」を発見したもの勝ちですね。
長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。