シーバスジャーキングStyle専用ロッド 2010-01-16 AM11:58
ワタクシがここ最近取り上げている古くて新しいシーバスフィッシングスタイル
『ジャーキング理念』
予想上の沢山の反響に少々驚いています。これからシーバスを始めたいというお客様、ずっとシーバスをやってきて変わらないスタイルにマンネリぎみだったお客様、その昔、ビッグダータープラグでブイブイ言わせてたジャーキング経験者、今も変わらずPLAYしている猛者様、多くのPLAYER様にお声をかけていただき感激ですありがとうございます
このジャーキングですが、完璧にPLAYするにあたっては、やはりジャーキングスティックのような専用ロッドが欲しくなりますもちろん、通常の量販シーバスロッドでも十分できるものはあるのですが、釣りとはやはりコダワリの世界やるからにはPLAYに最高に合ったタックルを使いたくなります。
先週のブログでも登場した川端氏の本家本元『MIRACLE WORKS ジャーキングスティック』をじっくりと見せて、触らせていただいて、沢山のヒントが得られました。ただ、やるからには、現代のエッセンスを取り入れた仕様のロッドを作りたいと思い、仲良くさせていただいているブランクスメーカーTENRYUさんに企画を相談することにしました。
そこは国内ブランクスメーカーのパイオニアTENRYUです、即答で「おもしろい是非やらせてくださいっ」というお返事が頂けました
TENRYUさんも歴史が古いメーカーですので、このジャーキングダーターPLAYを創世記から見てきたメーカーであり、話が進むのが早いこと早いことやはり分かってますなぁ
一週間後の昨日・・・
TENRYU営業サン「テストサンプルできましたよっ」
ワタクシ「早っ(笑)」
ワタクシの希望だった7フィートです
ここ最近、PLAY用に用意したTENRYU『BAY BLAZE』が6.6フィートだったのに比べて、若干長さを持たせ、バットの張りを強化したモデルとなりました。
500g負荷(70cm位のシーバスの突っ込み力)を掛けた場合、まずは今まで仕様しているBAY BLAZEが・・・
ちなみに写真はスタッフ瀬島(笑)
バットが若干のこる位で、キレイなスローテーパーです
それに対して、プロトサンプルの7フィートモデルが・・・
バットパワーの余力を十分に残したレギュラーテーパーです
ちなみにルアーキャストウェイトですが、ワタクシが投げた感じで決めたとしますと、
5g~70gくらいですかね~(笑)
22cmダータープラグであれば、45g位はありますからコレくらいは投げれないと使えません
ショートロッドで大型プラグを投げるとするならば、コレだけのルアーウェイトキャパシティが必要になってくるのは当然なのですが、ただ数値にあわせてロッドを作ると、まるでオフショアロッドのようになってしまいます。それでは、長時間の釣りに必要な軽快感がそこなわれますし、なんとなく流用っぽくてイヤですよね堅さが前面に出てしまうと、ルアーのアクションが大変悪くなってしまいますし、ルアーから発せられる集魚波動も小さく、または不自然になってしまいます。それよりも最大の欠点である遠投性能の低下は逃れることができません。
あくまでもショアロッドらしい設計にこだわっています
ちなみに、テストサンプル7フィートでのキャストテストではBIRIKEN25gを投げた場合、某シーバスロッド(高弾性カーボン使用)9,6フィートと全く大差ない飛距離を叩き出しております。
長くなってきましたので、この話の続きは次のブログにて追って書きますね
つづく・・・