アワビの意味 2010-04-27 AM10:24
おはようございます。
まだまだ寒い日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?体調を崩しやすい気温差なので、皆様もどうかお気をつけください
・・・というか・・・ワタクシも久々に風邪をひいてしまいました(すでに直りかけですが)かすれた声での接客、聞こえ辛くってすみません早く直して、ゴールデンウィークには絶好調でお待ちいたしておりますね
さて、年に数回しか制作されない、あのレアルアーの入荷です☆
今回もかなり少量入荷となっております。お探しのお客様は早めのご連絡をお待ちいたしております。
そういえば未だにお問い合わせを良くいただくカラーがあるんです
PIT BULLシンキング~富山限定ほたるいか~
世の中に30個しか出回っていない幻カラーなんですが、未だに県内外からのお問い合わせが絶えませんネットの影響ってすごいですね!
また作ったら・・・欲しい方ってどれくらいおられます?
また作りたいのですが、どれくらいの方が買っていただけるのか不安なもので・・・(笑)
話は変わりますが、今年はまさかのビーフリーズ人気ですね店頭をどれだけ埋めてもすぐに欠品してしまいます皆様のロッドが変わってきているのか、明らかに昨年とは違いますね。でも、本当に釣れるルアーが盛り上がるのは良いことだと思います。流行やカラーに惑わされなくなったお客様が増えてきているということです良い作品は永遠ですね
ここでちょっと一口メモ
最近人気のアワビ仕様、またはアワビチューンですが、色々な手法がありますよね
たとえばインナープレート仕様
エギなどで良く用いられるアワビ貼りチューン
こういったシートなんかをルアーやエギの表面に貼りますね。
ではアワビシートに求められる効果って皆様はどのようにお考えでしょうか?
●複雑な反射
●高級感
●生命感のある光
●気休め(笑)
ここでワタクシ的アワビシートに求めるものは『生命感』だと考えております。
この生命感とは、ホログラムシートのような人工的な光とはまた違った『生き物特有の光』を表します。魚っぽさを表現するにはアルミ貼りなども有効ですが、その直線的な光とはまた違った効果がこのアワビにはあります。
ここで大事なのは、『細胞の光』です。
市販シートで唯一作り出せる『細胞の光』がこのアワビシートなんですね。
そんな『細胞の光』を発揮させるには、ある工夫が必要になります。
『アワビ細胞に水分を吸わせる』ということです。
古くからこのアワビ貼りの効果を知っている漁師世界においては、カブラなどのアワビ用具を使う時は、釣りの数時間前から海水に付け置きしてから使用します。そうすることにより、アワビの細胞が水分を吸収し、より細胞の光を放つようになることを良く知っているからだそうです
そういったことを考慮すれば、アワビシートにアワビコートなどでコーティングすることは、アワビ本来の意味を阻害していることになりますよね単なる反射板となってしまいます。
小川健太郎教授に言わしても、そのとおりだそうです。
エギなどは特に『なにも塗らないほうが良い』と思います。ただし、剥がれ防止や見た目重視(キラキラになります)でしたら、コートするのも良いと思います。
参考になりましたら幸いです。