ボートシーバス

～昨夜の出来事～

閉店時間の１０分前に、一本の電話がありました。出てみると

大平CAP「おー、シバよぉ～、今夜は何しとんがよ？」

ﾜﾀｸｼ「いえ、特に、予定はないですが・・・」 ←ﾜﾀｸｼ、週末は釣りに行きませんw

大平CAP「急に思いついた！ボートシーバスやろーぜ！なっ！なっ！」

ﾜﾀｸｼ「あ、はい、、、」

大平CAP「んじゃ、１時間後にいつものマリーナでな！」

こんなやりとりで、何の準備もなくボートシーバスゲームに突入しました

やっぱり夜の富山湾は景色がきれいで癒されまくりでした～

肝心な釣りの方はというと・・・

『めちゃめちゃ難しい』

いや

『やっぱり面白い』

やっぱり

『難しいから面白い』

この一言に尽きます

ﾜﾀｸｼも、この富山湾ボートシーバスの世界に踏み込んでからまだ日の浅いビギナーなんですが、いつもこの釣りに教えられることが大変多いです。

「人の手の届かないポイントを狙うんだから、ボートやったら簡単に釣れるやろ～」

という考えはあさはかです。

そんなに甘くもありません。

ﾜﾀｸｼに言わすと状況によっては「岸よりも難しい」と思います。昨日、強制連行した木地ｸﾝも思ったみたいです（笑）

いや、釣るだけなら運でも釣れますが、折角のオフショアという舞台で、色々と勉強できなければもったいないです。
ボートというウェポンは、アングラーとシーバスの距離を縮めてくれるツールに過ぎません。折角、距離を縮めてくれているということは、飛距離にとらわれないアクション重視のルアー選択ができます。

もっとも難しいのが『魚の走流性』との勝負です。『走流性』とは、”魚は基本的に流れに対して頭を向けて泳いでいる”ということです。『走流性』は『走性』という魚の反射行動の一つで、『重力、太陽光、微弱電流、ストラクチャー』に対して魚が行う、決まった反射行動の一種です（小川健太郎教授）

この『走流性』を的確に読まなければ、魚は口を使ってくれません（ベイトに狂ったシーバスとは違います）その為に、船長はリトリーブ角度を考えた操船をしてくれ、アングラーは海を見てルアーの引くラインを的確に決めます。そしてなるべく早く、レンジコントロールで魚の住む泳層を読み、喰う魚は早めにヒットさせなければいけません（順々にポイント移動をする為、一箇所に時間を掛けられない）

ちなみに船や日によっては、ベイトに付くシーバスの大群に遭遇し、何を投げても爆釣！もあります。（ﾜﾀｸｼのあまり好きではない状況・・・）

『岸』という決まった立ち位置から、じっくり時間をかけて回遊を待つショアシーバス。

『岸』という障害物を前景に、様々な角度から狙えるボートシーバス。

狙う魚は同じでも、まったく別ジャンルの釣りです

このムズカ面白い釣り、ﾜﾀｸｼの今年一番の釣りです

初めての方もこの大平船長に色々教えてもらえます（笑）ご安心ください！

船長はいつも言います。
「釣りなんてものは所詮、自然相手・・・釣れるかどうかなんて聞かれても分からん、でも、釣り人と魚をめぐり合わせる為に最大限の努力はするぜ！じっとしてる船なんてつまらんだろ？これだけ動いて、これだけ攻めて、これ以上いい！ってくらいやる。じゃないとお客さんも納得しないだろ？それがお金を貰って楽しませるプロの仕事だ！」と・・・

こんな大平船長のＤＲＥＡＭ－１、是非チャレンジしてください！岸では得られない貴重な体験、経験、知識、スキルが得られると信じています