釣果速報ブログ

« 本日1発目は入荷情報! | TOPページ | なんか無いですかぁ? »

FISHING SHOW OSAKA 2011  2011-02-05 PM05:45

業者日とはいえ、人でごったがえしとりましたsign01

好景気とはいえないこの時代に

各メーカーが社運をかけて取り組んだ新製品が所狭しと展示されていました。


富山自慢のラッキークラフトshine

Img_6110

CAKE & CAFE
LUCKY CRAFT

本日開店note

Img_0064
じゃ~あ~、イワシ味のケーキと~

Img_1108 サバ味のマドレーヌでpaper

それと~

Img_1417 ・・・・


今年のラッキークラフトは、こんな感じでw

もちろん、ラッキー今年のNEWルアーも目白押しでしたsign01

北陸フィッシングショーも大注目ですね☆

今年のフィッシングショー全体を見て、まず感じたことが


「安価(適正価格)で高レベルの道具が多い」ってこと。


全てのメーカーまでとは言えないが、かなり多くのメーカーがこういったコンセプトを打ち出してきていました。



そんな大量のメーカーブースが並ぶ中、ワタクシ柴犬がもっとも長い時間食いついてしまったメーカーが一つありました。

Img_8899

メイン通路に巨大なキノコが一本生えています。





そのカサの部分に注目

Img_6900





あの名餌木竿『ARCARD AIR』で衝撃を受けたあのメーカーです。

Img_4919


ワタクシはSLASHというメーカーを「エギ専門メーカー」だと勘違いしていました。

メーカーさんごめんなさい。


このSLASHブースを見て、やっと気付くことができました。


「TOTAL GAME FISHING」をサポートするメーカーなんですね。


現在、当店に入荷実績のある『Arcard AIR』3機種、それしか知らなかったもんですから。

しかし今回のフィッシングショー、SLASHブースを一通り見てみると・・・

Img_9822Img_6118 

本気のトラウトロッド。


本気のバスロッド。


本気のシーバスロッド。


本気のアジロッド。



プロトTYPEのロッドが沢山あった。


メーカー担当者にいろいろとお話を伺ってみると、

「まだ開発中の物が多いです。しかし本気でこの市場に殴りこみをかけますよ!ユーザーにとって良い意味で!」

とのこと。


いいね!その心意気!そういうの好き!笑っ




その全てをまずは一通り触ってみたのですが、その中で特に時間を掛けて触ってしまったものを紹介します(笑)


まずはメバル竿。

Img_7725

VISION BLOODという竿。


低弾性チューブラーを主体とし、穂先にはソリッドティップ。


それを軽く曲げ、魚が掛かった時を想定してみる柴犬。



「非常に良く曲がる竿」


といった印象。

その表現は「ダルイ」と言ったものではなく「剛竿感をしっかり感じつつ、素直に曲がってくれる竿」といったところだ。

現代のNEWロッドに良くある「超高弾性、感度ピリピリ」とはまた違った、表現を変えれば「その昔、実力主義の時代に”良く釣れる良い竿”と言われたモノ」の類に入る。

「コレは折れない良く釣れる竿だ」と素直に思った。

メバルどころか、シーバスも難なく取れるだろう。

「ALL SMALL LURE GAMEROD」と言った方が良いかもしれない。

現在、大人気の白いSEVASTEに似ている感はあるが、SEVASTE「オールチューブラーの素直な曲がりの竿」という表現がピッタリの竿、だから、どちらかといえばプラッギングゲームやリトリーブの釣りを得意としているのに対して、このVISION BLOODソリッドティップ採用の為、極小ジグヘッドの小刻みな操作も得意分野に入ると想定できた。そして”穂先で喰わせ、バットで乗せる”といったところか。それとKガイド採用も気に入った。

シリーズ展開は3機種

Img_6769

Img_8367

Img_1825

「用途は違うが、それぞれ基本コンセプトは同じ」だと開発者は話すが、

実際触ってみると、それぞれのテイストが明らかに違った。


それは実際触ってみてユーザー自身で決めれば良いと思った。良い意味でFUZZYである。


そして次はアジ用ロッド。

Img_2694

この3機種、まだ「テストモデル」とあるが、ほぼ完成形に近いと感じた。

しかしこの段階で評価は出来ない。逆にメーカーに失礼。


そして驚いたことにリールまで展示してあった。

Img_9180
Img_4058_2

そして触ってみる。


Img_1773 Img_8795


もちろんソルト完全対応。

恐ろしく回る!そして軽い。

剛性も十分にありそう。そして美しい。

定価を見てみると・・・恐ろしく安い。


近年、釣具の性能が恐ろしく伸びているとは気付いていたが・・・


ここまでとは!



末恐ろしいメーカーだと思った。

その他小物類も展開するらしい。

Img_1336
Img_3683
Img_6797

これはカタログ。

P2051207 P2051206 


ここでちょっとコラム。



今から数年前の釣り具バブル期から上がり続けた「釣り具の販売価格」


スピニングリールが100,000円を超えてくる時代もあった凄い時代。

リールは精密機械、だから100円高いものは100円性能が良い。それも間違いではない。



「なぜにこんなに高いのか?」



正直なところ、良くわからずに販売していた。

お客様に聞かれてもはっきりと応えられない。


でもさすがバブル期、高くても良く売れた。


でも確かに、バブル期に作られた竿、リールには、とんでもない名機が多いのも事実。



それらが高額品だったのは「明らかに良い素材を使っていたから」だと納得できた。


しかししかし、


「どんな道具であれ、有名なプロが宣伝してくれたらいくらでも売れる!安物でも高く売れる!」

といった道理が通り始め、釣り業界がプロをどんどん育成し始めた。

「いかに有名プロを雇うか」がその商品の売上を左右する。

「いかに有名プロを雇うか」それは契約金という大金がかかる。有名プロであればあるほど高い。

また、商品広告を多く打つ。それもけして安くはない。

しかしメーカーに損はない。

そのお金を商品の販売価格に乗せればよいだけだから。


だから異常に高くなってしまう。


そういうメーカーが多かったのも事実。
しかし本当に高級な素材を使用した商品を展開しているメーカーも多く存在しているのもまた事実。


しかしそんな時代はすでに終わった過去の話。


現在主流となっているのは


「適正価格の道具」ってこと。


表現を分かりやすくするならば


「安くて良い道具」ってこと。


釣りは趣味。

だから、ブランド名で高い物を好む文化も少なからず存在する。

見得も少なからず必要だから。


そういったものも市場には必要。


しかし時代に合わせて「出来る限りのコストダウン、メーカーの企業努力」により「高性能で安価」を売りにするメーカーが成長している現代。


非常に良い流れだと思う。個人的に



実際にSLASHの開発担当の某氏に「なぜこの商品レベルなのに安価なんですか?業界の価格破壊になりませんか?」と伺ってみた。



「いいんです。もちろん薄利なのは認めます(笑)ベテランさんが納得できるレベルの商品なのはもちろんですが、そのレベルの道具を初心者、中級者の方にも使っていただきたいと思っています。初心者に使いにくいレベルの”本当の安物”を使わせても釣りにならないでしょ?だから”出来る限りの高性能”に仕上げています。それは胸を張って言えます!」




開発担当の方、相当”本気”でした(笑)


でもその考え、ワタクシも大賛成です。


誰にでも手が届きやすい価格帯にこれだけの商品レベルのモノがあるだけで、本当にありがたい!売り手としても釣り人としても。

これからこんなメーカーがどんどんと出てくると思う。

それは良いことだとも思うし、少し心配な面も少なからずあるのは正直な気持ち。


SLASHさんだけではなく、その他同じ気持ちで日々、道具作りに取り組んでいるメーカーさんの今後の発展に心からエールを送りたいと思った今年のFISHING SHOW OSAKAでした。








« 本日1発目は入荷情報! | TOPページ | なんか無いですかぁ? »

店舗案内

アングラーズ富山根塚店
富山市新根塚町2-2-1
Tel:076-493-2303

【海上保安庁】ノリアゲ事故防止

レシピ検索No.1 料理レシピ載せるなら クックパッド
slash

カレンダー

2024年10月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

おすすめブログ

RSS(XML)フィード