文化? 2012-05-05 PM11:29
なんとなくボーっとスカパーの釣りビジョンを付けながら作業をしていました。
普段、釣りの番組などをマジマジと観る事は無いのですが、職業柄なのか「シーバス」というナレーションに反応してしまい目が画面へと流れました。
なにやらソルトゲームの魚種を紹介している番組みたいでした。
シーバスの生態を紹介したあとの最後の一言に驚いてしまったのです…
「シーバスアングラーはメーターオーバーを釣り上げることを一生涯の目標にしている」
だそうです。
ちょっとまって!
おかしくないかい?
そんな浅い目標がゴールなの?!
メーター釣ったら燃え尽き症候群???
シーバス卒業???
おっきい魚なんてほぼ「運」やん(笑)
キャッチが難しいわけじゃないし(ある意味セイゴの方が難しい)
「100万勝ったらギャンブル辞めます」みたいな感じ?笑
マスメディアが少々大げさに表現することなんて日常茶飯事だから深い意味は無いのかもしれないが…
もっと深い表現は出来なかったのかなぁ…(´Д` )
他の魚種ではもっといいコト言ってたやん(笑)
そんな浅い趣味じゃないよ、釣りは。
って思ったw
「釣り」は産業としては道具もメゾットもどんどん進化しています。
でも文化や志向はほとんど進化していないと思うんですよね。
その昔、ラジオでも話したことがあるんですが「釣り」は「狩猟」であって、「大きい獲物を手に入れたい」と言う欲求は「狩猟本能」だと思うんです。
「一つの獲物で、より多くの肉を得る」
これが思想のルーツだと思うんです。
しかし現在の一般的な遊び、
趣味としての釣りはあくまでも「遊漁」
「生涯の目標」と言うのであればもっと深く、努力や研究によるスキルアップが直接関わってくるようなものにしてほしいと思いました。
でも…
おっきい魚が釣れたら素直に嬉しい!\(^o^)/
はしゃいで飛び跳ねる!(笑)
ただ、「生涯の目標」では無いd( ̄  ̄)
ホンマはちょっと期待してた釣りモノがあったんです…
「デカイはエライ」の印象が強い海釣りにおいて、「コイツだったら新たな文化が生まれるんじゃないか?」って魚種。
「アジルアー釣り」
です。
非常に繊細なタックルで、これまた繊細なアタリを捉え、「バレない上顎に掛ける」という仕事にとことん拘わる。
この釣りを新たな市場として業界全体で一斉に盛り上げ、今までのソルトルアーゲームに無かった繊細さをウリにしました。
はっきり言って「きたー!!!」って思いましたよ(>_<)
専用竿が次々とリリースされ、その繊細さをアピールした超高感度。
絶対にアジ以外に使われないような極細PEライン。
そんなタックルやシステムを見て僕が発想したのが
「より小さいアジを上手く掛けるコトが出来るか?」
というゲーム。
「テクニカルゲーム」として売り出したアジ釣りなので、てっきりそう考えていたのですが、結局は…
「多くの肉を得られる大型アジ」が目標となってしまいました(笑)
やっぱりそうなりますよね
まぁ所詮「趣味.あそび」なので、目標は人それぞれです。
僕が変わりものだから、思考が一般と違うのはジブンでも認めています(笑)
あっそっか!
僕に大物欲が無いのは、釣った魚をあまり食べ無いからだ!
「多くの肉を必要としない」
やっと気付きました(笑)
この文章を打ってて気が付いたのはホントの話w
僕の独断的な思いを書いただけなので、あまり深く考えないでください(^_-)テキトーテキトー(笑)
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