589EXについて PART.2 2012-08-18 PM01:33
レベル30武道家の店長柴犬です。
やっと水竜倒しました。
さて、
あいかわら凄い人気です。
魔法の粉エサ
589EX , EX破泡度
海での黒鯛釣りのエサとしての人気がスゴ過ぎますが、驚くのは淡水での使用時!
「おいっ!589打つなや~!こっちのアタリがなくなってまうやろ~」という仲間内のクレームが日常茶飯事となっています(笑)
この589EXは何でできているのでしょうか?
なぜ魚が異常に好むのでしょうか?
実は前から製造会社に聞いているのですが、はっきりとは答えてくれません。
製造会社「何が主原料なのかははっきりと言えません。ただし言えるのは他社さんのエサは”魚が好むモノ”すなわちエネルギー源だけを詰め込んだものばかりですが、ウチはまったく発想が違います。まずは”リキッドスメルズ”という概念ありき”魚がエサを欲す意味”と”食べてからの吸収補助”を研究し589EXを発明しました」
とのことです。
とんでもないアヤシイ粉が入っているわけじゃなさそうですが、はっきりと言わないところがまたアヤシイ・・・
なにやら「NASA」と同じような研究をしていたのだとか(笑)後から知ったらしい
ただワタクシ、考えと理論は良く理解できました。
「リキッドスメルズ」
これが何なのか、ここでちょっとまとめてみようと思います。
水中での情報処理技術の最速は、およそ音響によるものと考えられるが(マットソニック)、
音響だけで情報処理が完結するわけではありません。
音響以外での要素のひとつ、分子の伝播による情報処理も考えられ、これは空気中でニオイに相当することかと推測して考えてみることとします。
とすると、水中でどんなものが伝播して魚が反応するか・・・
それを概念としてまとめて表現するにあたり、従来では適合する言葉が無かった為に新たに作ったものが「リキッドスメルズ」という表現です。
リキッドスメルズは理論であるため、マットソニックと同様に仮定の領域を出ていません。
しかし、消去法で考えられる水中での分子の伝播、そしてそのうち魚が強く反応するものとは何かを考えてみます。
それらもまた消去法で考え、およそのメカニズムを推定し形にしたものが589EXです。
仮定の領域を出ていないメカニズムではあるものの、全国的なデーターでは従来のエサとは全く異なる結果を生み出しています。
基本的な考え方は「エネルギー源と触媒(しょくばい)の関係。
魚により良くエネルギーを提供する為にはどうすべきか。
また、そのようなものは必ず独自の分子を水中に発散させているであろうという仮定。
そしてもしそのようなものがあった場合には水中生物のほとんどが反応してしかるべきではないか?
試作を繰り返すうちに、ある物質にたどりつくことになります。
日本ではポピュラーな天然素材。
しかも人畜無害。
それが「謎の粉エックス」笑
それを魚粉やグルテンを触媒として作用させた場合、この上ない効果をもたらしました。
589EXはそんな理論と仮定、そして試作を繰り返すことで極めて客観的なエサになった。
迷信や言い伝え、そして思い込みの類からのエサではありません。
仮定から始める客観的姿勢によって作られたエサということになります。
そしてそれは、まだどんな魚が反応するかもわからない道の領域でもあり、使ってみて初めてわかるものです。
古くから私達の生活においてポピュラーである「とある物質」
それがワタクシにはまだわかりません・・・
教えてくれないのです(笑)
文頭に書きましたが、NASAが開発を進めていた物質も同じことです。
宇宙科学研究所であるNASAが考えていたこととは?
宇宙飛行士にが長期にわたり生活することとなる宇宙船内でもっとも大きな問題、それが「排泄」です。
「排泄物を出さない食品作り」を研究していたそうです。
取り入れた栄養を100%体内に取り込むことができたならば、人間は排泄をしないでしょう。そういうことです。
その為には「とある物質」と栄養素を一緒に摂取することで可能ではないか?といった研究でしたが、人間側の身体の負担を考え、その研究は廃止となりました。
その考えと589EXはまったく繋がります。
魚は一度の食事でより多くのエネルギーを吸収できるように、自然界(とくに水中)では極めて貴重な「とある物質」をエネルギー源と一緒に摂取しようとします。
魚はその「とある物質」が大好きなのです。
そういうことです。笑
思いつくものはいくつかありますけど、合ってるかわからないので書きません(笑)
いや~むずかしい
べつに知らなくてもいいことだけど、研究熱心なワタクシ、聞かずには居られませんでした(笑)
もっと詳しい人、いたら教えてください