富山三郎 2012-08-07 PM01:20
製作メーカーの小林重工で、
30年もの歴史ある『326(サブロー)』の富山用チューニングモデルです。
先月発売させていただいた8ENとはまたジャンルが違う釣具です。
オススメ仕掛けは
「ガン球仕掛け」です。
この326(サブロー)と8EN(バエン)の使用法の違いについて少し書きたいと思います。
まずは8EN(バエン)を簡単に説明しますね。
製作者の小林重工氏にはあまり説明は受けていないんですが、ワタクシ柴犬的に気付いた使用法があります。
それは「単なるタダ巻き」です。
ワームのように竿操作でチョンチョンやったり海底をこづくように使用するよりも、底から少し浮かせて同じスピードでマキマキするのです。
その際は根にあまり当たらないようにします。べつにスローな巻きにこだわる必要は全くなく、
「こんな早いスピードで巻いてキジハタが本当に喰ってくれんのかー?」
的な勢いで結構です、十分に釣れます。
実はワタクシも結構驚いた!w
この8ENを購入されて、実際に釣り場で引いてみた方なら誰もが感じたと思います。
「アクションなんて全くないやん」
てなことを。
8ENや326など、小林重工製の「哺乳類の皮膚で出来た疑似餌」はすべて、「見た目では表現できない”理論”の元で”簡単に釣れる釣具」というコンセプトで作られています。
その理論とは?
『マットソニック理論』
小林重工氏の認めた商品のみに
この「MAT SONIC』スタンプが押されます。
ではこのマットソニック理論とはなんなのか?
てんていがイロハの”イ”だけ教えてくれています(笑)
YouTube: てんてい教えて! 第24回:マットソニック理論
もっと深い意味があるのですが、気になる方はワタクシまでお聞きください。
そんなマットソニック理論によって、投げてただ巻く、もしくは落とし込むだけで誰でも良く釣れる釣具としての8EN、
それとは対照的に「竿で動かす、ゆっくり巻ける、オモリの重さ関係なしでふわふわと漂わすことのできる釣具がこの”326(サブロー)”なんですね
ゆっくり使用できることにより、釣れる魚の種類が増えます。
また、キジハタ釣り師の大好きな「ネチネチと竿の動作で動かす」という釣り方も楽しめます。
しかも異常にアタってきます!
8ENとの違いはそこにあるんですね。
回遊魚を釣りやすい8EN。
あらゆる魚を喰わせる326.
そんな位置づけでしょうか。
そんな326を富山県の釣りにぴったりの物にしようと、小林氏に無理難題を押し付けてテストの日々でした。
326に使用する皮膚のカット幅、使用する針の種類とサイズ、長さ調整・・・
テスターのネイチャー斉藤氏のアドバイスももちろん盛り込んで、もうすぐ発売することになりました。
お店にサンプルがありますので、是非とも声をかけてください、お見せします。
あとはもうひとつの新アイテム!
『海岸8EN』
また後日、紹介します(笑)