釣果速報ブログ

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ソフトは何故ゆえに釣れるのか?  2012-08-14 PM02:32

お盆初日にリリースさせていただいた新たな釣具

SIN-ZO BAIT4 SoftTune
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「従来のSIN-ZO BAITの喰わせ能力はそのままに、喰い込ませる能力をプラスした」といったキャッチフレーズで発売させていただいております。


がっ!



実は考えていたことは違うんですよね

「喰い込ませる」って言いますが、それは魚が咥えてからの話にすぎません。
74x5283m7k2xxsnopovu5f1c0334(笑)


まあ確かにSIN-ZO BAITは魚が良く咥えてくれます。
しかし、柔らかいからといってもそれは見た目では判断がつくとは思えないのです。


通常SIN-ZOよりもアタリが多い


そう思われた方も多いのではないでしょうか?


咬んでみないとわからないはずなのに、咬んでくる回数が多い・・・


なぜなのでしょうか?


それは「魚は目ではない別のセンサー器官によって対象物を認識し情報処理をしている」という考えに基づいています。


魚は大好きな”柔らかいモノ”だと認識して喰ってきてるってことflair


たとえばプラグとワームの2種類のルアーがあったとします。
多くの方はワームのほうがアタリが多く、良く釣れると感じていませんか?


それは何故か?


かなり単純な考えでは「フニャフニャだからプラグよりもエサっぽいからやろ」という発想を持ってしまいがちです。
もっと言うと「ワーム反則やジャ~(^Q^)」って言われちゃったりしますね(笑)

その発想ですがね、違うと思うんですよ






今現在の考えを書きますね。




「ワームは中身が詰まっているから良く食べる」


「多くのプラグルアーは中が空っぽ(空洞)だから嫌がる魚も多い」





これね、正解だと思うんです( ̄▽ ̄)笑



よく考えてみてください、中身がカラッポのモノを食べたくないでしょ?笑




多分、ほとんどのプラグルアー屋さんはその発想は持ってないんじゃないかなぁ~って思います。



魚が物を認識するためには何かセンサー的なものを飛ばし、情報処理を行っていると考えています。
それはニンゲンでいう「X線」「超音波」「エコー」「MRI」みたいなものでしょうか?

魚がルアーを発見した時点で瞬時に分析していると思うんです。


たとえばクロダイ、
中身が腐ってるかカラッポのカラス貝(2枚貝)を食べません。
あれね、彼等はゼッタイに中身を分析していると思うんですよね
「カラッポは喰わね」ってなってるはずです(笑)


たとえばアオイソメ、
なかなか釣れなくって、中身が抜けて白くなったアオイソメは魚が好みません。
これも同じこと。
動きがどうとか言う前に、キス釣りでは1cmくらいの肉片しかつけませんから、針についているのはさっきまで生きてた個体の死んだ直後の肉片です。

やっぱ、中身の無いものは好む魚がグッと減るのは間違いないです。
レントゲンのように分析していると考えてしまうのもわかりますよね?

魚が「エサの発見」「安全確認」などの生きていく上でもっとも大切な基本的行動は、すべて「なんらかのセンサー」で行っているという仮説のほうが信憑性を感じます。

よく、音とかハドーとかニオイとか言いますが、


少なくともワタクシはそう考えています。


「ワームは中身が詰まっているから釣れる」これです。

そして

「魚は触る前から柔らかさが分かる」たぶんコレflair


そして咥えてみたら、柔らかいから口の奥まで咥え込む!
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それがワタクシの考えるSIN-ZO BAIT SoftTune論です。




ただですね、カラッポなプラグをすべての魚が食べないわけじゃないんです。


「魚はルアーをエサだと思ってはいない」って概念もあります。


つい食べちゃう魚も居るって話です。
基本、魚は頭が良い生き物ではありませんからね(笑)


ルアーという釣具は、その「つい食べちゃう」という行動を誘発する為にヘンな動きを意図的にさせているオモシロ玩具なんだと思います。

ある意味、作った人は天才ですね!


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