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NI居君の容赦のない、ぶっつけ本番の取材により早くもヘロヘロの
穴人(アナンチュ)...それでも気を奮い立たせて、ポイント選択会議を
行っていた私とNI居君の所へ近づいてきました。
私 『穴人よ、とりあえずエプロン外せば?』
ホンマ、お願いやから外してくれ!
穴 『さ・斉藤さん、このエプロンは戦闘服なので...』
と、この期に及んで戦闘服だと言い張ろうとした彼に!
オクエリ『斉藤さん 良いじゃないですか
滑稽で
』
この「滑稽」という名の鋭利な刃物は彼の心の一番柔らかく大切
な場所をえぐってしまったようで、いつの間にか戦闘服を外して
いました。オクエリちゃん、ナーイスポイズン!
とうとう淡路の地に到着した、穴人(アナンチュ)一行(穴人・オクエリ
・私の三人)は洲本店スタッフの洲人(スモンチュ)の二人に温かく歓迎
されました。今回のメンバーは私以外、洲人と面識のある人間はいな
かったのですが、そこは全員が釣り好き の為、すぐに仲良くなり雑
談をしながら、超硬度を誇る『敷石クッキー』を噛み砕いていました
バキンゴキン
とおよそクッキーを食べているとは思えない様な音を
たてながら和んでいる光景を眺めながら、私は思いました『何だ?この
緊張感のない雰囲気は...』 私たちは...いや、穴人は勝負に来て
いるのに ここまで私が勝負に拘り、穴人を前面に押し出している
のには理由があります。それは穴人のメンタル面の弱さです 今まで
ほとんどの釣行を一人でしていた穴人は誰かと釣行すると、ペースが乱
れ、自分の釣りが出来ません。今回は荒療治になりますが、洲人達との
勝負で何かを掴んで欲しかったのです←これは優しさです
心を鬼にして、穴人に本来の目的を思い出させようと時です...
【海上保安庁】ノリアゲ事故防止