ビバ!中年フローター! 2012-04-09 PM02:47
隣の家に住む女子高生の娘さんが最近急に艶めき、オギオギしっぱなし
の毎日。ちなみにヤンキー風味のご両親はワタクシより年下・・・。
ああ、奥さん、春です。
平島店のアサノです。
ガキの頃、ツレん家から頻繁に雑誌をもらって帰ってたんだ。
「スコラ」
「GORO]
「シュガー」
「投稿写真」
で、玄関まで行くにはソイツの姉ちゃんの部屋の中を突っ切らないと
いけない。彼女だってお年頃。ニキビ面さげたとっぽい中学生がコソコソ
何かを隠しながら部屋を横切りゃ、否が応にも気になるわな。
「(わざとらしく)ちょっとアンタら、なにコソコソ持って出よんでぇ?」
何度かバレて嬉しい詰問に合いながら、オレとツレで考えたのが
「関係ねぇ雑誌を一番上に持ってくりゃ、バレんで!」
そして名誉あるカモフラージュ本に選ばれたのが、何を隠そう
オレら世代の釣りキチ少年のバイブル、当時ダイワが出してた
「~ルアー・フライファンにおくる本~」。
スッキリしたあとのぼんやりした頭でパラパラとページをめくってたら
飛び込んできた一枚の写真。
ええ歳したオッサンが夕日をバックにヘンな浮き輪でバス釣ってる。
「カ、カッコエエが・・・!」
おもわず、も一度<ロッド>を握ったね。
それ以来、アルミだのカヤックだのに浮気しながらも、結局オレの一番好きなのは、
明らかに女子受けしそうもない、この「浮き輪」スタイル。
南部アメリケンの「マヌケな感じ」と、バス釣りの本来持ってる「遊び心」が、
このスタイルに集約されてる気がする。実際、かなり釣れるしな。
やっぱり個人的に粋だと思うのは30代、40代の中年フローター・アングラー。
人生、酸いも甘きもある程度経験してきて少したるんだ横顔が、じっとポイントを
見定めてる・・・。
ちょっとガキにゃ真似できない、枯れたセクシーさがあると思うんだよ。
というワケでオレも今朝、仕事前にキックバックで一発。
赤磐野池にゃフローターが似合うってことで、ウチ(平島店)は鼻息荒いっス。
貴兄も、是非。
今回のBGM: 荒木 一郎 「いとしのマックス」