”BIRIKEN”という武器

沈黙中だったﾜﾀｸｼのホームサーフが生き返り、またしてもシーバスの乱舞が始まりました～★

先月までのホタルイカパターンとは打って変わって、やっと夏らしいベイトフィッシュパターンになりました

つい先日釣ったシーバス（７２ｃｍ）も、友人の依頼でキープしてきたのですが、捌いた友人曰く、「キスのちっちゃいの喰ってたわ～、あと、アジ仔、メゴチ（ハゼ？）も入ってたね、」とのことでした。
夏のシーバスはさっぱりしてて、非常に美味しかったそうです

お客様からも連日の好釣果の報告をいただいており、嬉しい限りです相変わらず、K-TEN BLUE OCEAN 90S,90Fと、ショアラインシャイナーR40LD-Sの釣果が良いようで、かなりのスピードで売れています。グローブライド（旧ダイワ）さんのはなしによると、「今までショアラインなんて置いてなかったお店まで置いてくれるようになりました、しかもR40LD-Sだけ・・・」とのことです。このブームは当店だけではないようですね（笑）ちなみにそれはパクリとは言いません局地的ブームと言います

さて、先程ですが、またしても福井県のBURNS社長の田行さんが遊びに来てくださいました。

BURNS weblog
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田行氏ブログ

話題は当然『富山のリバーシーバス』の話です

福井県ではすでに殿堂入りしているルアー、Living Dead Specialの最近のあらたなメゾット、ルアーに対してのシーバスの行動などを熱く語ってくださり、大変勉強になったとともにﾜﾀｸｼも新たな目標ができました
しかし、ホンマに九頭竜川では無敵の強さみたいですね
Living Dead Special

九頭竜川の一級ポイントとして有名な、通称「バーンズ裏」は河口から２０km以上上流に位置する最初の瀬となっているそうですが、水深は約５０ｃｍしかないそうです。それらの瀬が大好きなシーバスは魚の習性上すべて上流をむいている（走流性）と考えられ、しかも水面を意識しています。それら浅場の水面を意識したシーバスに対して、ミノーやバイブレーションなどの「リアクション的ルアー」では、一発でスレてしまうそうです。そこで、唯一、リバーシーバスが「コレはエサだ！」と認識して喰わせることのできるLiving Dead Specialを流すと、幾度となく喰いまくってくれるそうです。

ﾜﾀｸｼも古くから地元大河川でリバーシーバスをPLAYしてきていますが、確かにリバーシーバスはトップウォータールアーの反応がすこぶる良いですやはり川に上がったシーバスは水面を意識しているようですねしかも夜よりも日中～夕方に好反応が集中します、暗くなるとぱったり釣れなくなりますから・・・しかし秋には夜のヒットが増えることから、シーズナブルパターンを感じます。

以前もこのブログで書きましたが、ﾜﾀｸｼの一押しルアーは他にもあります

BIRIKEN

"ビリケン"と言います。
その昔、「水柱立蔵」こと、ミラクル増田氏のガレージルアーメーカーであるMIRACLE WORKSから発売されていたルアーです。このルアーのカテゴリーは『ダーター』と言います。
水面に浮くか浮かないかのギリギリの浮力設定で作られているこのルアーですが、水なじみが非常に良く、どんなシーバスロッドでもキレイな『ひるがえりダート』を見せてくれます。

この『ひるがえりダート』こそがリアクション×捕食行動の両方の効果が期待できるアイテムなんですよ

MIRACLE WORKS時代のこのルアーははっきり言って高額なルアーでした、たしか５～６０００円くらいはしたと思います。値段のことでルアーの評価材料にしたくはないのですが（作り手に失礼です）やはりガンガン使うにはためらってしまいますしかし、今回のこのBIRIKENはプラ製で、１８５０円（定価）と非常に実用的価格になっています。しかもﾜﾀｸｼ的評価は、「ウッド製のオリジナルよりも使いやすい」ということです。重さもレスポンスも、ﾜﾀｸｼ的にはこちらのほうが上のような気がしてなりません（増田さん、ごめんなさい）
このビリケンを、「ココぞ！」というポイントで連続ダートさせます。