釣果速報ブログ

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キジハタと音  2010-07-04 PM01:17

happy01なかなか梅雨的な天気から抜け出せませんね~down

さすが年間降水日数、日本一の県sign03

この天気はいつまでつづくのやら・・・ですねsign05

昨日も大変多くのお客様のご来店、誠にありがとうございましたsign03
あいにくの天気でしたが、わざわざ遊びに来てくださった方、本当にありがとうございましたshine

最近では名古屋や遠くは福島県など、遠方のお客様がわざわざ「ブログみてますよ~note会いにきましたsign01とか言って遊びにきてくださいます、ポイント紹介などをふまえ、アドバイスさせていただいておりまして、今朝も「良く釣れたよ!ありがとう!」と言っていただけたのですが、一つ気になったことがあります。

「パワーラウドネスを使ったんですけど、確かに良く釣れました!、しかしテキサスリグにサウンドビーズを入れると、極端にアタリが遠のきました、また、茶や緑系ではチビキジハタが連発するのに対し、赤系では明らかにサイズがいいんです!なんか意味があるんですかね~?」という意見を頂きました。
う~ん・・・気になるのは、最初の『ビーズ音』についてですね~flairワタクシも『音』に関してはかなり敏感に考えます。

なんでも疑問を持つのは素晴らしいことですね、考えてたら、釣りなんて疑問だらけなはずです(笑)ワタクシも魚類額オタクwなので、小さい疑問でも必ず調べるようにしています。

まずは『音』について、その昔ワタクシの大先生の小川健太郎教授に伺った話を踏まえて、ワタクシなりの考察を書きたいと思います。

基本的な話ですが、多くの魚には、人間の『耳』という器官の意味を持つ『側線』という部分があります。大多数の釣り人の知識では、「魚類は側線で音を感知している」と表現されていますが、実際は側線プラス浮き袋ということになります。(外部の音を体内の浮き袋で増大させて脳へ信号を送る、アンプ的役割もはたしています)

そして、釣り人の永遠の疑問、

「人間に比べて水中という密度が833倍もある空間にいる魚に音は、どのようにとらえられているのだろうか?」

という疑問です。

決して、大気中にいるニンゲンと同じ捕らえ方とは考えにくいと思います。

近海魚(良く釣れる魚)の可聴範囲は50Hz~1.5KHzとされており、それほど高い音には反応しないようで、魚の脳波も心拍数にも変化は全く現れません、それどころか、高周波が連続して発されると魚は不快感を感じるようです。それに比べて、ニンゲンは20Hz~20KHzまで聞こえており、魚類よりも明らかに高い音が聞こえていることになります。

テキサスリグにビーズを挟むという行為の釣り人側の目的といえば、「イチハヤク我輩のワームに気付いてくれ!」ということだと思われますが、魚の可聴範囲を考えると、テキサスリグのクラック音は、ほとんど意味を示さないばかりか、連続であの高周波の音を響かせることにより、不快感を与えているのかもしれません。

水中での音は秒速1500mと大気中の4.5倍の早さで伝わりますので、そのことから、水中では絶えず、波や石のぶつかる音などが入り乱れていると考えられますね。
常に水中では複雑に音が響き続けている(環境騒音という)ということです。

しかし、魚はもっとも遠くのエサを探す為の感覚として、この『音』を頼りにしてますが、その為にはこの『環境騒音』を消さなくてはいけません。魚類は自らのチカラでそれら環境騒音をマスキングする(環境騒音のHzだけを取り除く)ことができるそうで、その能力により遠くのエサの位置を測ります。その時に『環境騒音Hz』よりもあるていど高い周波数をリグから発してやることが有効だと考えられます(環境騒音と一緒にマスキングされないようにする為)

これらを踏まえると、一般的に良く使われている『タングステン+ガラスビーズ』などは、周波数が高く、魚に不快感を与えることが多いのではないかと考えています。

その昔、ワタクシも当時全く流行ってなかったキジハタ釣りで試行錯誤してたときに、ホント色々試しました。モチロン、テキサスリグでのビーズ使用も行ってみましたが、全く効果を感じなかったばかりか、『無いほうが釣れる』ことが多かったです。(良い結果だったら今でも使ってますから)
そして決定的だったのが、使用オモリがタングステン主流になったことです。(当時は「ナマリを水中に残すと有毒なものが溶け出す」といわれていた時代です)
オモリが根にコンタクトする音が一番のアピールだと思っていましたので、ナマリシンカーと同じように根に当てていましたが、明らかにナマリシンカーの方が良く釣れることが多かったです。やはりあのナマリが根に当たるゴトゴト音が良かったんでしょうねflairタングステンになってから釣れなくなったという話は地元では良く耳にしますflair

まあ、今ではテキサスリグをほとんど使わなくなったので、タングステンとはほとんど縁がないワタクシですが・・・スライディングシュリンプやラウドネスを使う時のほとんどは、ウォーターグレムリンガン玉使用のスプリットです。(ワタクシ的に一番釣れる為)

どうでしょうかsweat01参考になりましたでしょうか?sweat01

あくまでもワタクシの勝手な考察ですので、責任は持ちませんpaper
あくまでも今まで思ったことを正直に書いただけです(笑)
でも、実際感じてきたことなので、嘘はありませんhappy01

今回は文章ばっかりですいません、

そうそう、カラーのことを書くのを忘れていましたflair

また次回書きます。


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