なかなか難しいね・・・ 2011-11-13 AM11:03
ロッド作りって難しい・・・
現在、BIRIKEN用ってわけじゃないが、「Jarking&Minnowing」用のショートロッドを某社で製作しています。
構想からすでに1年が経とうとしている・・・
あーでもない、こーでもないとプロトを作ってはボツるの繰り返し。
テストする側もニンゲンであれば、工場でロッドを巻くのもニンゲン。
なかなか思いを伝えるのは難しい・・・
あー!はがゆい!
いっそのことイマフーの高弾性、カンドビンビンでやっちゃう?
「シュピンッ!」って風切り音の竿作っちゃう?
カーボンむき出し模様がカッケー的なのでやっちゃう?w
そしたらとりあえず売れるヨ?
やだね!
そんなダサいものは作りたくない!
らしくない!
「キャストが上手くなる竿、良く釣れる竿」がコンセプト!
やっぱ妥協せずにコツコツとやってきます。
あのですね・・・
最終プロトが最悪のデキで、びっくりしたのですよ(笑)
シーバスロッドの命は「バット部分」です。
ルアーを遠くに運ぶ為にエネルギーを生むのも「バット」
リトリーブ中のルアーアクションに関わってくるのも「バット」
魚を疲れさすためにテンションを掛け続けるのも「バット」
ラインが切れ、魚の口切れ、フック伸びを防ぐのも「バット」
「穂先の繊細さ?」そんなモノはいらない。
「カンド?」まったくいらねーw
「バットパワー?」曲がればちゃんと魚は寄りますから。
カーボンは低弾性24トン、コレ基本。
それ以外はいらない、眼中に無い。
どうせやるなら”24tカーボンロッド界”最高の竿を作りたい!
「低弾性ってやっぱいいね」って言われたい!
焦らずゆっくりいいものを作っていきます。
ではでは