7月に発売させて頂いたSIN-ZO BAIT 4 soft tune
大変多くのユーザーにご支持いただき、大変嬉しく思います。
『吸い込みやすく、たべやすい』という性能を極端に特化させた、対キジハタの究極のSIN-ZO BAITとなりました。
それは、今まで以上の釣果をもたらしてくれました。
そんな釣果を体感してくださった方々からも再販の声も多くいただき大変ありがたく思っておりますが、考えた結果、現在の時点では再生産は見合わせております。すいません!
来年のキジハタシーズンにまた生産するかもです(^^)
いや、かなり悩んだんですよね
販売だけを考えたら、商売的にはかなり優秀な商材なのは間違いないのですが、自分の中ではそういう問題じゃないんです。
十数年前から『沈静化したSIN-ZO BAITを再度、世に広める』という使命感で、取り組んで参りました。
SIN-ZO専用ジグヘッド『SIN-ZO HEAD』の開発、魚種別カラーの選定、使い方の伝道、さまざまな活動をしてきましたが、やはり大切にしたいのが
『SIN-ZO BAIT らしさ』だと考えました。
僕の作ったSIN-ZO BAIT soft tuneは、その『SIN-ZOらしさ』にやや欠けています。
以前にも書いたのですが、このSIN-ZO BAIT soft tuneですが
『SIN-ZO BAITの短所は長所に、長所は短所に』
というものに仕上がった以上、やはりオリジナルのSIN-ZO BAITをメインに使ってもらうのが最善なのではないかという結論に達しました。
元々のSIN-ZOコンセプトがあまりにも素晴らしいものであり、使用の基本となるために、そちらを生かして使っていってもらいたいのです。
そのほうがユーザーのSIN-ZOスキルも上がると思います。
そしてまたSIN-ZO BAIT soft tuneの再販があった時には、そのスキルを存分に生かして頂ければと思います。
そういうことです。
4インチは一旦お休みをいただきますが、ソフト化によって性能が死なないものもあります。
これからの動きとしまして、来るメバルシーズンに向けてチビイカのソフトチューン化を目指しております。
SIN-ZO BAIT CHIBIIKA2.5 soft tune
チビイカの元々のコンセプトは何がなんでも守りつつ『魚が一番食べる柔らかさ』を追求しています。
そこはMARSの奇跡の素材!
いい物になると思いますよ(^^)
前作のソフトチューンの拘りであった『針持ちは維持』は確実に継承します。
チビイカの特徴的な内蔵をハードマテリアルに変更することによって『針持ち』を維持します。
メインマテリアルはソフト、内蔵はハードということです。
あとはアクションのキレを損なわずに柔らかい食いのいい素材の硬さを見つける作業、あとは比重に変化を持たせるなどの素材へのもう一工夫も考えてます。
年内の製品化にむけて頑張ります!
iPhoneより送信