三重県に遠征してきました (釣果情報)2010-06-24 PM08:52
一ヶ月前から計画し、楽しみにしていた三重県遠征
しかしながら、梅雨時期と言う事もあり、
当日(22日)の三重県の降水確率は50%微妙な降水確率です。
「折角、みんな揃たし、むこうに行ったら何とかなるやろう」とお客様O氏。
ものすごく楽観的な考えですが、他のメンバーも同意見
そんなこんなで、お客様O氏とスタッフ中尾、池田の3人で神戸を出発しました
兵庫、大阪を順調に越え、奈良県の峠に差し掛かったところで
ポツポツと雨が降り出しました
「山の天気は変わりやすいし、山を越えたら、すぐに止みよるで」
と、まだまだ、楽観的なお客様O氏。
我々、中尾と池田も余裕綽々です
ところが、吉野の山、下北山を越え、尾鷲まで数キロの所までやってきましたが、
いっこうに雨の止む気配がありません
それどころか、雨脚がだんだんと強くなり、稲光まで出る始末です
「誰が雨男や」
普段は温厚のO氏の口調がぼやき口調に変わっています(冗談)
そんなこんなで尋常ではない雨のおかげで、
当初、大型のキスが釣れるということで期待していた熊野市二木島は
山間のポイントの為、大雨が降ると危険と言う事もあり、
急遽、紀伊長島町の三浦漁港にポイント移動する事になりました
午前3時30分にポイントに到着したものの、雨脚は衰える様子もなく降り続いています
結局、まともに竿を出せたのは午前8時00分
朝の時合は完全に逃してしまいました
それでも天候の方は劇的に回復し、各々が釣りを開始
このポイントも良型のキスが釣れるという事で期待を込めて第一投
基本は引き釣りとなるとなるため、着底と同時にリールを巻きます。
すると、いきなり大きなアタリがありました
「キスやったら、かなりの良型やな」
とアワセを入れ、ゆっくりと巻き上げます
ところが、姿を見せてくれたのは愛くるしいカワハギちゃんではないですか
久しぶりのカワハギとのご対面にはしゃぐ私を尻目に池田が竿を曲げています
良型キス 2連チャン
わざわざ三重県まで遠征した甲斐がありました
さあ、これからバンバン釣るぞと、モチベーションが上がってきました
二時間後・・・
池田、廃人になる
アタリはあるものの釣れてくるのはピンギスばかり・・・
「ここまできて、このサイズかい。」
と、再び、O氏のぼやき
このままではラチが明かないということで
意を決して、ポイントを移動することにしました
今度は尾鷲市の三木里町に良型カワハギ狙いにやってきました
地磯っぽく、磯魚がいっぱい居そうな良さげなポイントです
只今の時刻は午後2時30分。
釣行時間も日没までの3時間程度の釣りになります。
(足場が悪く、日が暮れると危険のため)
ここでもファーストヒットは良型のキスでした
間髪いれずにO氏にもドラグを鳴らす強烈なアタリがありました
「これはええカワハギやろ。」
リールを力強く巻くO氏
が、姿を現せたのは・・・
磯ベラ ダブル
「殺生やわ」
と、一言、言い残して何処かに消えてしまいました
ただ、このポイントも後が続きません
隣で竿を出していた池田も痺れを切らして、
「手前にあった波止場で竿を出しますわ。」と、半ば諦め気味の発言
自分はもう少し粘ることとし、竿を出していましたが、
ライントラブルに合い、意気消沈
釣り道具を片付け、池田の様子を見に行く事としました。
波止場の先端で黙々とリールを巻いています
「あっ、今、アタリました」
この男、ただでは終わりません
さらに
小型ながら、高級魚ホウボウをゲット
これから良さげな雰囲気になってきたのですが、
時刻は既に午後6時前、帰る時間が迫っていたため、
後ろ髪引かれる思いで納竿としました。
さようなら、三木里
スタッフ 中尾でした