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おはようございます。
いつも当店のブログをご覧いただきありがとうございます。
40過ぎてもアニメ大好き、岡田です。
本日は早朝出勤前のスタッフ籾山&岡田と、非番にもかかわらずわざわざ早起きして出撃してきたスタッフ松谷&スタッフ藁谷の4人でケンサキを狙って短時間ですが大蔵海岸に釣行してきました。
深夜1時過ぎよりスタートフィシング!
開始早々女性スタッフ藁谷にヒット!
藁谷は運が有るというか引きが強いと言うか、何故か真っ先に釣ります。
その後スタッフ松谷にもヒット!
スタッフ藁谷などは休憩している時間の方が長いぐらいなのに何故かヒットを重ねます。
私とスタッフ籾山は大苦戦!
手変え品変えしますがなかなかヒットしません。
それでもやっと私にもヒット!
スタッフ籾山にもヒット!(足だけですが籾山です)
しかし群れが小さい為かケンサキイカらしい連続ヒットはなく、単発で後が続きません。
私ときたら、タナやしゃくり方に迷いが出ているのが自分でも良く分かり、負のスパイラルに落ち込んで結果2ハイのみという有様!
結果、4人で14ハイ!
いくら短時間と言えども満足できる釣果とは言いがたい結果になりました。
どうも今現在の潮では宵の口が良いようです。
ケンサキイカですがまだ時間帯と潮を選べば釣れそうです。
皆様も是非、釣行してシーズンケンサキイカを楽しんでくださいね!
おはようございます。
いつも当店のブログをご覧下さりありがとうございます。
最近、声優の若本規夫さんの口調を真似ていたら、自宅ではすっかりその喋り方がクセになって家族にウザがられている重症若本病の岡田です。
(若本さんが誰かわからないと言う方、「すべらない話」「嵐にしやがれ」のナレーター、サザエさんのアナゴさん、ドラゴンボールのセル等々、それでも分からない方は検索検索ゥ!必ず声を聞いたことが有ると思いますよ)
今日は少し違った切り口のブログを書きたいと思います。
昨日、読売オンラインの記事をつらつらと読んでいたら、渥美半島沖でこんな魚が捕獲されたと記事が出ておりました。
実は私、ここ何年か毎年秋に明石近郊でこの魚を見かけております。
自分で釣ったこともあります。
絶対に食べないで下さい!
海水温の上昇か最近は北海道辺りでも捕獲されているそうなのですが、本来は沖縄や高知県が北限の熱帯系のお魚です。
ことさら取り上げたのは実は毒魚なのです。(最近結構知られてきましたが)
パリトキシンという毒を主に内臓に含んでいる可能性が高い非常に危険なお魚です。
ちなみにパリトキシンというのは分子式でC129H223Nなんちゃらという非常に膨大な分子量を誇っていて、海産の毒物ではマイトトキシンに継ぐ猛毒です。
構造図を見ると気が遠くなりそうな複雑な構造をしております。
分かりやすく言うと毒性はフグ毒として有名なテトロドトキシンの60~70倍、青酸カリなどは及びもつかない毒の強さと思っていただければいいと思います。
ソウシハギの他にはアオブダイやハコフグ類も持っているようです。
パリトキシンの由来はハワイのマウイ島東海岸のハナで採種されたマウイイワスナギンチャク(学名Palythoa toxica)というイソギンチャクから初めて単独分離されたからだそうです。
Palythoa toxica(パリトア)からとれた毒(TOXIN)でパリトキシン!
(余談ですがハナには「翼よ、あれがパリの灯だ!」や人工心臓の開発で有名なリンドバーグの墓があります。私も訪れた際には花を手向けさせていただきました)
そのイソギンチャクを餌にしているソウシハギに毒が蓄積されていると思われます。
中毒すると筋肉痛、痙攣、呼吸困難、冠状動脈の収縮、ミオグロビン尿症からの腎不全で十数時間から数日で最悪は死に至ります。
(ミオグロビンとは筋肉中に含まれる、肉を赤く見せている色素タンパクです。大きな外傷や激しい運動の後に茶褐色のおしっこが出るのはこのミオグロビンが血中に溶け出しているからです)
ちなみにパリトキシンは熱でも分解されません!
自然界にはパリトキシンを上回る毒はありますが、いずれも熱分解されたり空気に触れると無毒になったりとさまざまです。
長々と書きましたが要するにこのお魚は絶対に食べないで下さい。
(触れるだけなら問題ありません)
それと毒魚だからと言って無闇に殺すのはどうかと思います。
毒魚でも自然界のサイクルの中の一つの種です。
意味も無く殺すのは止めましょう!
今年の秋もおそらくソウシハギは近郊のどこかで釣り上げられる事でしょう。
皆様、事故の無いように釣りと食を楽しみましょう!
追記-私の拙い記憶と知識から書きましたので間違いがあるかもしれません。
しかしソウシハギが危険な魚であることは間違いないので、ハギ類だから美味しいだろうという気持ちでは食べないで下さいね。