紀ノ川で大鮎釣り!~前編~ (釣果)2011-08-24 PM07:37
去年から恒例になりつつある「紀ノ川大鮎祭り」。参加者は高見屋ボス、主催者の橋本店曽我部店長、森小路店新保店長、押熊店井上店長、河内長野店新村店長、山科店奥田君、そして僕の7人。
上流の吉野同様紀ノ川は大きな鮎が釣れる、それも数釣れるということで昨年もチャレンジしました。昨年の「大鮎祭り」では28cmが上がっています。僕ではありませんが…
昨年の僕の成績は良型を掛けるも、その後ブラックバス(推定)に取られるなどで結局21cmという平凡なサイズが1匹という悲惨な釣果でした。
朝8時半、「慈尊院前」というポイントに入りました。
皆、目の前の平瀬で竿を出すようです。僕は一人、10分ほどカミへ歩いて誰もいないポイントを目指します。
こんなとこです。川に下りる前に道路から見てて目星をつけていました。
画像では分かりにくいかもしれませんが瀬が連続しててめちゃ掛かりそうです。
今日の仕掛は、竿エボリューション鮎T-TUNE早瀬900、水中糸メタル(単線)0.1号、ツケ糸0.4号、ハナカン6mm、ハリはV5チラシをメインに時折一角ハイパー7.5号3本錨を使用。
そして最初の一流し。オトリを送り出し、目の前の筋に入ってすぐ、
ビビビビッ グーン いきなりの出し掛かり。 マジっすか?!
でもすぐ外れる。ここで高見屋ボスの言葉を思い出す。
「この時期、大きい鮎が掛かる川ではサカバリはいつものように浅く刺したらあかん。ちょっと外れにくいくらい深い位置に刺すんや」
つまり、サカバリを深く刺すことで、野鮎が掛かったときの、サカバリがオトリの皮をちぎる抵抗が増す。
この抵抗が固い野鮎の皮に掛けバリを食い込ませる訳ですね。なるほど!
というわけでサカバリをオトリの尾っぽの付け根に ぐさっ と深く刺してやりなおし。
リプレイのようにオトリが流れの筋に沈んで行き、そーっと引き上げる。すると…
大鮎ではありませんがきれいな鮎。ここではこのサイズがオトリごろ。
天然に変わると更に反応は早い。同じポイントでまたグーン!
引く!めっちゃ引く!Tチューンのパワーを信じて えいやっ と引き抜き。
なかなかの良型。
正直なもんでオトリが元気ならすぐに掛かります。
ただ、けっこうバレも多い。大鮎に蹴られてるのか、チビがハリに乗り切らないのか…
ハリハリスが飛ばされることもしばしば。
でもアタリは多い。時合いなのかアタリポイントなのか、一時プチ入れ掛かりに突入。
順調に数を伸ばす。平均サイズは22~23cmくらいでしょうか。楽しい、楽しすぎる…
その後、肝掛かりやバレなどでちょっとリズムを崩し入れ掛かりが止まってしまう。
前に出て一つ奥の筋にコースを変えて引き上げる。めいいっぱい引き上げてそこから竿を立てて泳がせてみる。
すると…
きゅいんっ と目印が飛ぶ。 で、やっぱり良型。
引き上げて反応なかったら竿立てる…このパターンがハマりました。
あと一匹で 「ツ抜け」 で、10匹目が掛かった。お、めちゃめちゃ引く
抜くのをびびって、寄せ取りにしようと竿を立てて引き寄せる。その時、
ぱちっ と乾いた音が… そして竿から重みが消える。
切れた~っ!!… あれ? 目の前にぽとりと細い棒が落ちた。もしかして…
折れてる~っ!!
河原に響く叫び声。絶体絶命のピンチ!果たして大鮎祭り優勝の行方は?
後編に続く