今年はでかい!安曇川の鮎 (釣果)2013-07-24 PM04:25
皆さんこんにちは!アングラーズ八幡店 店長の小林です。
ソルト修行はどうなったって?
まぁ、ね、そのうちね、また…行きまっさかい…
とにかく夏は鮎修行が忙しいのです!
鮎修行と言えば、僕以上に修行せないかんヤツがいる。
今回はその男に修行させるべく企画した釣行。
7月22日午前6時40分、大阪市内の自宅を出発。
午前8:15。待ち合わせに15分遅れで到着したのが…
湖西のルアー基地、
バスキャッチ&アングラーズ堅田店。
バス修行じゃありません。鮎です。友釣りです。ご安心ください。コアユ釣りでもありません。
その駐車場で僕を待っていたのが…
冬場の磯釣りネタの際はこのブログにもちょくちょく登場する彼。最近のマイブームは磯でのカゴ釣りらしい。
しかし、磯では釣りウマな彼も、鮎釣りではまだ一人前とは言いがたい。
安曇川のお膝元の店の店長がこれではいかん!!というわけで今回は彼に鮎釣りの魅力を伝えるべく、僕が一肌脱いだわけです。
ちなみにこの めっちゃ鮎師なシャツ も磯で着るために買ったらしい。w
湖西道路を一区間だけ乗って、そこから山道を北へ…堅田店から走ること40分、
安曇川朽木地区は大野、さかいオトリ店に到着。
オトリ店のご主人としばし談笑。
ご主人『今年はねぇ、数はもう一つだけど、型がいいんですよ。変な仕掛だと釣りにならないですよ。』
今年、朽木も広瀬もやたら鮎が大きいという話。諸説いろいろありますが、ハッキリした原因は分からないとのことでした。
また、川の鮎だけでなく、オトリ屋さんのイケスで育てている鮎も例年に比べてすごく成長が早いと仰ってました。
数釣り河川から一変、今年の安曇川は大鮎の川に変貌?
ご主人から、そんな中でも特に良型が掛かるポイントを教えて頂いたので早速言行ってみることに…
午前10時15分、ようやく入川。
北川との合流点から数百メーター下ったあたり、画像の橋は朽木のゴルフ場の入口前へ架かる橋です。
目の前のポイントは川幅が広く、全体的に浅いチャラ瀬と浅いトロ場が連続しています。流芯だけ少し深い様子。すでに人が入っているため僕らは歩いてカミへ。
出合いの方から長い瀬が続き、その瀬の終わりから開きにかけてのポイント、石も大きく良さ気ですが周囲に人影は無し。
早朝に上流の方で雨が降ったそうでササ濁りですが問題なさそうです。
まずは『教官』として軸屋君に釣ってもらわねば、
『軸屋君、君が2匹釣るまでは、僕竿出さんから。』
仕掛やオトリのセット等々、一年ぶりの鮎釣りだけに慣れない様子。解説しながらアシストする。
そして第一投。
こうしてみるとすごいベテランに見えますが…w
仕掛けは複合をセット。まあまあ押しの強いポイントなので竿は倒して引き釣りで…
オトリが流れになじんで泳ぎ出した。するとその直後…
つつんっ!と目印が引っ張られたと思ったら、ぎゅーんと走り出した!
いきなり掛かった!!
二人でワーワーいいながら、めでたく一匹目の鮎ゲット!それもいきなりの良型だ!
オトリが野鮎に替わって第二投。流れをゆっくり引きながら上らせていく。
ガガガガガガ ギュイーン!
順調に2匹目。これも同サイズです。でかいでかいとは聞いていたけれど、釣ったうちの何匹かが20cmだと思っていた。その比率が例年に比べ高いんだと…
しかしこれ、アベレージが20cmやんか!
(゚Д゚;)!!
あっさり2匹掛かり、僕の竿出しも解禁…ですが、この2匹いずれも僕がタモ入れしている。
『よし、じゃ次こそ自分でタモ入れしてみ。竿出しはそれができてからや。』
(・∀・ )
しかしそこはもともと釣りウマな軸屋君、数分後に3匹目を自らのタモで取り込む。
さて、僕もようやく釣り開始。軸屋君のカミ、瀬尻に入る。
開始から数分、オトリは瀬を元気良く泳ぐのに、軸屋君のようにすぐ掛からないのはなぜなのか?
オトリを引き寄せてチェック。するとなんと!
中ハリスが飛んでいる!Σ(゚ロ゚;)マジか!
鼻カンから下、10cmほど残してぷっつり切れている。確かに太い号数ではないけれど(0.8号)、安曇川でまさかそんなことがあるなんて…
ちなみに水中糸は複合0.04号。舐めてますね、ハイ。 (←これがオトリ屋ご主人の言う『変な仕掛け』ってやつです。ww)
鼻カン仕掛を交換してハリも6.5から7号に。するとすぐにがつん!
これまたええ鮎ですわ。そこから徐々にペースが上がっていく。背掛かりでシモに走られたら止めるのも大変。ここホントに安曇川?間違って揖保川に来たんじゃないの?そう思ってしまうほど強烈です。
遅めの昼食を挟んで再開。軸屋君もようやく釣り再開できた模様。仕掛けも単線メタル0.1号に変更。(←『変じゃない仕掛け』w)
しかし、遠くの方で嫌な音が…
ゴロゴロゴロ… 遠くの方で鳴っていた雷鳴が徐々に近づいてきた。慌てて道具を仕舞い、急いで車へ戻る。
午後2:40、夕立。
大丈夫かいな…
じっと待つこと30分。雨は上がり、元のポイントへ戻って釣り再開。若干濁りが増し、水位も10cmほど上がっているけどなんとかやれそう。
雨による状況悪化が心配されたが全く問題なし。軸屋君も僕も、すぐにガツン!
そして午後6:00、納竿。
僕が21匹、軸屋君が8匹。
軸屋君も途中の『中断』がなければ、軽くツ抜けしていたことは間違いない。
軸『いや~、鮎釣りオモロイっすね~ww』
そらオモロイよ、こんなん入れ掛かったら…
ひとまず、鮎釣りの魅力は十二分に伝わっただろう。ミッション成功。
しかし… 来年、元の安曇川に戻ってたらその時軸屋君はどう思うのだろうか…
ま、それでも鮎釣りは十分オモロイと感じてくれるはず。(確信)
さて、安曇川今後の展望ですが、このデカ鮎ブーム、シーズンいっぱい続くんじゃないでしょうか。
7月でこれですから、来月は更にえらいことになるんでは…?
現在は20cm減と渇水気味ですので水量のあるポイントが有望ではないかと思います。
朽木でより大きい型を望むなら下流のポイントがオススメ。上流は若干アベレージが下がるとのこと。
こりゃ来月、更なる大鮎入れ掛かりを目指して再度アタックですわ。
オトリ、鑑札、釣況、お問い合わせ さかいオトリ店 0740-38-2130
http://www.zb.ztv.ne.jp/t-sakai/index2.html
ではまた!