【いよいよ】磯釣り今季3戦目！【最盛期】 （釣果）2014-01-23 PM12:14

皆さんこんにちは！アングラーズ八幡店 店長の小林です。前回、大所帯でのわいわいにぎやかな釣行、釣るには釣ったけど、ビミョーな釣果でした。

　

ビミョーな釣果は多いけど、現在磯釣り連続ボウズ無し記録は6つにまで伸びてます。　

ボウズ無しなのはいいけれど、やっぱり良型を釣りたい！願わくば50ｃｍ、せめて40オーバー、なんしか華のある釣果がほしい。

　

そんなわけで今回は、良型と呼べるサイズをゲットすることを至上命題とし、行ってきたのは紀東、尾鷲は九鬼の磯！

　

最近賀田ばっかりだったけど、元々僕のホームグラウンドはここですから。

果たして、『華のある釣果』は得られたのか…

　

　　

　

　

　

　

　

　

　　

1月20日午前5時、三重県尾鷲市九鬼町、黒潮マリンクラブの駐車場。

凍結路面にビビりながら凍てつく大台ケ原を越え、午前2時過ぎに到着。しばし仮眠のち起床。

ゆっくりと着替え、準備を済ませて船に乗り込む。

　　

今回は、草津店中村君と一緒に行きました。

中村君といえば昨年4月の『店長ソルト修行三方五湖編』で見事ボウズ脱出に導いてくれた釣りウマなルアーマン。久々の磯釣りということで是非とも恩返しせねば…

　

 

　

まだ暗い午前5：40出船。九鬼の渡船は（って今はもう黒潮さん1件だけですが…）夜明けを待たずに磯着けします。出て10分ほどで最初の磯到着。

　

真っ暗な中、渡船がサーチライトで磯を照らして位置を確認。そして名前が呼ばれる。

　

船頭『小林さん、マン行こうか。』

　

マン。またや、またマンや。この前九鬼に来たのは2012年12月。たしかその前もマンだったような…。

　

とにかく、僕の九鬼でのマン渡礁率は異様に高い。船頭さんが知っててやってるのかどうかはさておき（おそらく知らない）、60％以上の確率でこの磯だ。たまには九木崎とか乗りたいぞ！

まぁ、釣れる磯なんで、喜んで乗るんだけれど…　ｗｗ

　

午前6：15、釣り開始。白々明けてきたとはいえまだ暗いので電気ウキでスタートです。

　

きれいな朝焼け。紀東の海はこれが見れるのがいいですね。

　

　

しかし魚からの反応は無い。サシエ全然取られません。中村君に至っては、タナ下げすぎたのか、魚は掛けたけどガシラだった。

いいガシラやん。お土産ゲット！ｗ

　

すっかり夜も明け、朝マズメの時合はアタリなし。

エサ屋さんの情報では

『紀東全体的に、水温は低いながらも安定してるから食いが良くなってきたよ。』

とのことでしたが…　ちなみにこの日の水温14.7度。

　

　

午前8：30　満潮過ぎて、ごくゆっくりだけど右に潮が動いてきた。直前、根掛かりで仕掛けを切ってしまい、ウキとBのメタルクッションをロスト。仕方なく2Bのメタルクッションを付けて仕掛けを修正。

　

『ありゃ、調整失敗や。馴染んだらシモっていく…』
(*´～｀*)

　

じわ～っと沈んでいくウキ、70ｃｍ～80ｃｍくらい沈んだところでスピードが加速。

アタリだ！

　

アワせるとシャープな本命っぽい引き！上がってきたのは…

　

　

　

　

　

やっぱり、30ｃｍのグレ！　

九鬼の一枚目の写真は必ずヘッドランプ装着したまま。ｗ

　

よしよし、いい感じ！ようやく魚が動き出したかな？

　

沈みすぎないようにオモリを微調整、そして再び磯際へ投入。

　

『ありゃまだオモリ多いんか…馴染んだらまたシモっていくわ。』

　

ウキがじわーっとシモっていって、1ｍちかく入っていったので、『こりゃ再調整せな』と竿を上げると…

　

　

ずしっ

 　

　

　竿に重みが乗る。食ってた！！
Σ(ﾟдﾟﾉ;)ﾉ

　　

けっこうな重量感で下へしめこむ。竿をめいいっぱい曲げて溜める。

少し浮くと今度は磯際伝いに横へ走る！

あぁ、楽しい、楽しすぎる…(´∀｀*)

 

十分にやり取りを楽しんで上げてきた魚は…

　

　

　

　

　

　

　

やりました！

今シーズン第2号の

40オーバー！

　

42ｃｍありました！

　

そばで見ていた中村君
『けっこうウキシモってましたよね？』

　

せ、せやな。

し、沈め探り釣法や。（震え声）

 　

とにかく、嬉しい嬉しい良型ゲット！今度はちゃんと仕掛けも調整し直し、さらなる大物を目指して釣り再開。

　

　

しかし、ここから爆釣かと思いきや、またアタリが途絶えてしまう。そんなに時合短いのか…

　

　

午前9：30、ふと沖に目をやると、それまで無かった泡の筋が真一文字にできている。潮目だ！
(　･∀･)

画像ではちょっとわかりづらいですが、泡の筋ができてます。

びゅーんと沖へ遠投。泡の筋にウキを持っていく。仕掛けが馴染んだと同時にウキが

ぴゅーんと入っていった！

　

ほいきた3枚目！ちょっと小ぶりですが…

　

『中村君、沖やで～！』二人とも狙いを沖に、潮目狙い。

　　

　

しかし、アタリは続かない。　エサは時々取られるようになってるから魚はきっといるんだろう。小まめに仕掛けやタナを調整してアタリを探る。

　

　

潮目は近づいたり遠ざかったりフラフラ前後に移動。フルキャストしたり、近投だったり、引き続き沖の潮目を狙います。　

　　

　

そうこうしているうちに午前10：30、潮目が遠くでウキも見づらい。仕掛けをちょっと張って待っているとラインがバチバチ～ッと出て行った！

　

 

ぽってり肥えた30ちょいのグレ。　

　

ここまで4枚か、うん、悪くない。ていうか僕的には上出来。しかし…

　

中村君が未だボウズ…(；´д｀)

『ミッション恩返し』を成功させるためにも、彼に何としても釣ってもらわねば！　

　

『中村君、こっちでやり！場所変わろう！』

中村君とポイントを入れ替わる。僕も中村君のポイントで引き続き沖を狙う。

　

　

午前11時をまわり、沖から吹いていた風が強くなってきた。安全面では問題ないけれど、ちょっと釣り辛い。

　

そんな中、隣から

『きました～！』の声！

　　

　

　

ついに中村君もグレゲット！しかも尾長やん！

　

パターンをつかんだのか、中村君立て続けに同サイズの口太を2匹追加！

残り時間が少なくなってきた。僕も追加を狙って釣る。

風対策に、オモリを追加してなじみをよくする。すると…

　

ぎゅーんと穂先をひったくるアタリ！！

　

　

　

　

僕にもきました！尾長！

サイズはやっぱり30ちょいですが…

　

　

　

その後はお互い追加なく、午後1：15納竿。

　

　

今回の釣果。

28～42ｃｍを二人で8枚。なかなかに良かったんじゃないでしょうか。ｗｗ

　

 　

翌日の晩ごはんはもちろんグレ料理！

今回は刺身とタタキで…
　

中村君が『グレが釣れたら是非ともタタキにして食べたい』と言っていたので、僕も作ってみました。

刺身に切る直前の柵の状態までおろします。ただし、皮は残してください。串などで持てるようにし（串がなかったのでフォーク2本でやりました。ｗ）、皮と身の表面をガスコンロの火であぶります。皮は少し焦げるくらい焼いてください。

あぶったら、予めボウルに用意した氷水に入れて冷まします。

あとは適当に切って薬味（大葉、ゴマ、ネギ、等々）とポン酢をかけて出来上がり！

　

これ、めちゃうまいです！！

磯釣り連続ボウズなし記録も7つに伸びたし、40オーバーも釣れたし、おいしかったし、いうことなしですわ。

　　

当日、他のお客さんもみんなグレを持っていて、竿頭の人は2ケタ釣果、40オーバー複数ありという釣れっぷりだった。

　

九鬼に限らず、梶賀も賀田も、尾鷲も調子いいらしいです。紀東の磯、まさしく今が最盛期！

行くなら今でしょ！！

　

ご予約　お問い合わせ　黒潮マリンクラブ　0597-29-2818

　

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ではまた！