考えさせられます・・・ 2010-12-24 PM02:18
ミノーを操るのが好きで「なるべくミノーで魚を釣りたい!」という人間のワタクシなんですが、
最近ではしばらく離れてたトップウォータープラグに分類されるLiving Dead Special(以下LDS)やBIRIKEN、ハンマーなどを操り、魚を出すことが日常的となっています。
そんなミノー使いのワタクシが、ここ最近なぜにトップウォータープラグを使い倒しているのか。
実はこの事について、一緒にシーバスの研究をしている某氏と昨日もお話していました。
某氏1号ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/hokurikukurodai
某氏2号ブログ
http://profiles.yahoo.co.jp/-/profile/?sp=Mk1gzZE8dLTvYfs__MLgbeto&.src=blog
ちなみに、某氏のブログに書き込みまたはリンクされている「しば」という方は、ワタクシではありません(笑)たまたま同名の方です。
そのお話していた内容とは、
「大型の釣れやすい定義が見えてきた!」ということ。
まぁ、言ってみればそんなのは無いです(笑)そう思います。
しかしですよ、同じフィールド、同じピンポイントに通い倒しているワタクシ達、今までの使用ルアーであったシンキングペンシルやミノーでは40~50cmのシーバスばかりだったのが、ワタクシにとって未開の地であるこのポイントにおいて、当初は魚を探す為に使用したLDSに出た94cm10.6kgの魚から始まり、ここ一ヶ月のワタクシの釣果だけで「95cm前後2本、80cm前後3本、70cm前後6本」出たのは事実であります。
”その大型魚はすべてトップウォータープラグによるもの”
このことが気になっているんです。
※ちなみにワタクシは「大型を釣ったらエラい!」とか「大きい魚を自慢!」といった感情は まるでございません、大小すべて同じ感情です。そのことを素直に受け止めて読んでい ただければ幸いです。
無類のミノー好きのワタクシにとって「トップの釣りが楽しい!」や「トップで出したらスゲエ!」といった感覚がまるでありません。固定概念の無い幼少時代から「トップは釣れるもの」という感覚が自然と産まれていたからだと思います。
現在、通っているポイントは幼少時代よりいろいろな釣りを行ってはきていたものの、シーバスを狙っていたことは無いポイントで、12月始めに加藤クンから「大きいのがボイルしてるんですけど喰わせられなくて・・・店長、攻略してきてください!」と託してくれたポイントです。
たしかにとある時間から水面で捕食行動を始めるのですが、そのシュチュエーションで自然と手にしたのがLDSです。なぜなら「それが釣れる」と思ったからにほかなりません。
それで喰ったのが10.6kgのバケモノシーバス・・・
長年通っている某氏面々に言わせても、このポイントでは最大サイズ。
その一本を皮切りにLDSとBIRIKENといったトップウォータープラグを状況に応じて使い分け、ここ数週間で出たのが70~90cmオーバーばかり。
ワタクシも釣り人ですから、嬉しいことにかわりはありませんが、一つの疑問が浮かび上がりました。
「このポイントにおいて、なぜミノーでは大型が喰ってこないんだろう?」ってこと。
喰わないことはないんでしょうけど、某氏面々に聞いても「ミノーでは40~50cmばっかりやわ」という事実。
ここは河川、いや、魚止めのないゆったりとした河川やから「奥湾」とも表現できる。
いつもシーバスを狙っているのは「海」。
ワタクシもメインはサーフシーバスであり、殆どは回遊待ちです。
「一番条件の良いピンポイントを読み、目の前に回遊してくる。そしてそのレンジが合えば釣れる」
サーフはこんな楽しみがあります。
河口付近はというと「喰い気の立ったシーバスの拠り所」だと思います。オスメス関係なくサイズも関係なく、「今エサを食いたい者(スズキ)」が集まるポイント、シーバスにとってオアシス!そんな感じでしょうか?
しかし最近通っているポイントは「小河川上流」。
川を上がってきたシーバスです。
シーバスが川を上がる理由というのは未だに解明されていませんが、今までの研究結果から導き出された予想は
●産卵行動に関係するもの(川を上がるスズキの殆どがメスである事実)
●エサを求めて(海に比べて圧倒的にエサが多い)
●ヒルを落とす(川を下った直後のスズキの体にはヒルが居ないが跡はある)
現段階ではこのくらいです。
ワタクシ的に感じたのが「海と違ってベイトには着いていない」ということ。
昼間に岸際で数尾のシーバスを目撃することが多々あるのですが、そのスズキのすぐ横を優雅に泳ぐウグイっ子の群れ、その「今喰える小魚」に全く反応しないのです。
これがリバーシーバスの面白いところでもあり、釣り人にとっては”厄介なこと”でもあります。
これは夜間にもあることで、釣り目的ではなく”観察”ということでライトを持って釣り場を見に行く事も多々ありますがそこでも、水面にはボラやウグイが優雅に泳いでいるのに対して、全く興味の無いシーバスがこれまた優雅に泳いでいるのをみることが出来ます。
かと思えば、潮や時間とは関係なく、急に捕食モード前回に豹変することも・・・
朝方見ていると、リーダー的存在ともとれる大型シーバスの大きな捕食音からスタートし、それに刺激された他のシーバス達が一斉に捕食のスイッチが入る、という風に感じます。
しかし続くのは5分足らず・・・すぐにシ~ンとした水面に戻ってしまいます。
この状況を目の当たりして、あらゆるミノーを試しても全く喰ってこないんです。
追いかけてきたことは幾度と無くありますが・・・
そこで強いのもLDSであり、喰ってくるサイズもミノーで足元まで追ってくるスズキよりも明らかにサイズがデカイやつばかり、ここで正直に書くと「BIRIKENの方がやや小ぶりのスズキが好む」という現象も感じています(笑)
このルアーによって釣れて来るサイズの差は「たまたま」という言葉では説明できない何かがあるように思います。実際ワタクシもミノー以外で60cm以下のスズキは釣れておりません。
ワタクシはメーカー側の人間ではないので、LDSをヨイショするつもりはありませんが(笑)
LDSのとある条件下においての威力は、このルアーにしかない能力だと思います。(他に類似するアイテムが無い)
それと、面白いことがたびたび起こるんですよ!
「最初の1尾が食われたと同時に全体のスイッチが入る」と書きましたが、「その喰われる最初の1尾がLDS」という現象が度々起こります。
この1尾がたとえルアーにミスバイト(掛からなかった)にしても、その「バゴッ!」がきっかけとなり周りに居るスズキが一斉に捕食を開始してしまうのです。
その為にはやはり”低活性でも反応しやすいトップウォータープラグ”が必要となってくるのがご理解いただけるかと思いますが、それがLivingDead.SPLなんですね。
ずーっと前にアップしたアクション動画ですが、ぜひ参考にしてください!
YouTube: リビングデッドスペシャル Living Dead Special
BIRIKENとハンマーも
ミノーと違い、トップウォーターは操作一つで”釣れるルアー”にもなり”釣れないただの肥やし”にもなってしまう、ある意味”使い手一つでレベル1にもなりレベル50にもなる特殊なカテゴリー”だとも思います。(ただ巻いてても釣れる時はありますけどw)
しかし”狙って、誘って釣るスズキの快感”は他のルアーどれをとってもトップにはかなわないかもしれませんね、それが自己最大魚だったら・・・最高じゃないですか!
これを提案したシーバス界のパイオニアこそが、ワタクシが尊敬している
MIRACLE WORKS 代表 / S-MASUDA氏
BURNS代表 / TAGYO氏
BURNS田行氏ブログ
なんですね。
実は、いつか田行氏を招いてリビングデッドの使い方」や氏提唱の「ナチュラルドリフト釣法」の講習会でも行いたいなぁ~って考えてます
次回は、102と118の使い分け、118と118シンキングの使い分けについて書きたいと思っています。
それと、間に合えば、さらに面白いものが登場させられるかもしれませんニタニタw
毎回、長文で分かりにくい文章でごめんなさい・・・文章に難ありなのは重々承知です文才ないです