釣り好き店員のひとりごと。 (店情報(その他))2011-09-06 PM11:17
まるは釣具の井手です。ご覧頂きましてありがとうございます。それにしても先日の台風は、淡路島には比較的大きな被害はもたらさなかったものの、全国各地で大きな被害が出ていますね。被害に遭われました方々には、心よりお見舞いを申し上げたいと思います。改めて、大自然の力の凄さを実感させられました。今年は、東北の震災で痛感していたはずなのに、ついつい、目の前のちっぽけなことに流されてしまって、すぐに大切な事を忘れそうになってしまいます。
先日、新聞で、淡路島全島でアオリイカの保護のための捕獲規制(リリース規定)がされることになったとの記事を見ました。南あわじ市で既に行われている産卵床設置に伴う期間やサイズによるリリースの規定が全島で実施されることになったそうです(実は、もう、なっているそうです!!)。釣具店で働いている者としても、一釣り人としても、衝撃的なニュースでした。
あわてて、店長が関係機関に問合せたところ、間違いないとの確認が取れました。9月中には看板などが設置されるのだとか。賛否両論があると思いますが、ある漁協では、近年漁獲量が半分以下に減少しているという事も事実として確認されているそうで、アオリイカの数が減ったことが、一番の要因だそうです。釣り人が、どの程度アオリイカの減少に関わっているかは、確認のしようが無いので分かりませんが、私の感覚で個人的な意見を言わせていただくと、今思えば、私がアオリイカ釣りを始めた今から12、3年前の方が、釣りの道具も釣りのテクニックもレベルが低かったのですが、今より釣りやすかったと思います。もっと昔にさかのぼるとほとんどアオリイカを釣ったという話は、聞いた事もありませんでした。私や私の父も釣りを昔からしていますが、アオリイカがこんなに身近にいるとは、思ってもいませんでした・・・
「守りながら釣りをしていく」
また、産卵床設置をする理由として挙げられている事の一つに、アオリイカが産卵をする藻場が減少していることも原因だそうです。他の自然界にも起こっている様々な要因が引き起こしている環境の変化、これが、産卵場や稚仔の育成場の減少に繋がっているのだそうです。しかし、釣り人は関係ないからと言って、ルールを無視して、捕り過ぎるともっと少なくなるか、減少したまま元に戻る事はないでしょうね。釣ったらだめ、とか、ルールを守っていれば釣ってもいいとか、そういう問題ではなくて、アオリイカに限らず個々に自然環境を保護していくという考えを持つ事が、正しいのではないかと思うのですが。釣りをしていると、アオリイカに限らず、そう感じることが多いのです。皆様は、どうお感じでしょうか?
今日は、店員のひとりごとを読んでいただき、ありがとうございました
明日は、タチウオの釣果情報で行きます!!
明日もよろしくお願い致します