久々にお料理コーナー~タチウオの炙り、酢の物の2品~ (釣れた魚でクッキング)2011-11-06 PM05:44
食欲の秋でございます。まるは釣具の井手店員改め(料理コーナーのみ)、釣り魚料理人シェフ井手が、簡単タチウオ料理にチャレンジ致します。
まず、最初の工程は、食材であります、タチウオを釣りに行きます。とても料理し易く、釣り魚料理に最適なお魚でございます。
淡路島の波止では、11月に入りますとタチウオの数は少々、減り気味でございます。朝夕の時合いでもスカを食らう事がありますので、ご注意下さい。
メイン食材ですので、タチウオが釣れないと始まりません。今回は、確実に1匹を調達しに参りたいと思います。夜間にじっくりとウキ釣りで狙います。
今回は、11月2日の未明に阿那賀漁港へ行って参りました。阿那賀が特別いい訳では有りません、伊毘・丸山・津井・湊・鳥飼・都志・・・と西浦では、タチウオが釣れております。ただし、釣りに行かれる際は、十分マナーを守って頂きたいと思います。
そして、この時のワンポイントアドバイスです。ここはメモしておいて下さいね、重要ですので。
【ワンポイントアドバイス】
西浦は、北西風が吹くと釣りにならない事が多い!!
これからの季節、特にご注意下さいませ。
ちなみにこの日は、南東の風でした。
エサは、キビナゴでございます。 おいおいこんなに用意するんだったら、タチウオを買った方がお得なのではないかと思われた方もいらっしゃるでしょうが、自分で釣ることによってどこよりも最高に新鮮なお魚が手に入ります。惜しまないで下さい。一晩されるんでしたら、これ位は必要です。
今回はウキ釣りで狙いました。ウキ下は、4ヒロと深めを狙って下さい。これもコツでございます。3投目ぐらいでウキにアタリが出ました。この少し様子をみて、合わせを入れますと、フッキングしていました。なかなか、パワーがある引きでございます。この引きだと美味しいお料理が出来そうな引きでございますよっ。そして、食材ゲット。
ちなみに使用した調理器具、ではなかった、釣り道具は、当店で販売しておりますオールラウンダー遠投波止SP500とサイクス4000です。この竿、オールラウンダー・・・は、遠投サビキからハマチの飲ませ釣りまでできるパワーのある竿、まさに波止のオールラウンダー。サイクスは、超リーズナブルなのに高級感たっぷりなリールで大人気なのです。
そして、もう1匹釣れました。エサのキビナゴ6匹しか使いませんでした。
しかし、食べるのであればタチウオが2匹あれば十分な量です。
さて、これで食材は、確保出来ました。
持ち帰りまして、タチウオの頭をとり、内臓を出して洗います。
背びれの付根に包丁を入れまして、背びれを外し、
3枚におろしたものを皮を下にして網にのせ、
コンロの火で炙ります。
炎の釣り魚料理人、ファイヤー致します。
このコンロはとっても便利です。もちろん、まるはで販売中。
皮に焦げ目が付けばOKです。
氷水にとりまして、熱を冷まし、水からとって水気を切ります。
タチウオの炙り
完成です。
これを食べやすい大きさに切り、わさびとお醤油でお召し上がりいただきます。
ポン酢とネギなんかでタタキ風にお召し上がりいただいても結構でございます。
普通のお刺身よりも、皮が柔らかくなり、皮の下の脂の旨みが出ます。
簡単でおすすめですよっ。
そして、もう一品は、
3枚におろした状態から、
軽く塩を振り、
その身をお酢とだし昆布を入れたところへ半日~1日浸けた
タチウオの酢の物です。
仕上げは、お酢にお砂糖を入れ味を整え、ワカメと一緒に食べました。
だし昆布の風味が効いて美味しい一品です。
とても簡単タチウオ料理、
まだ釣れますので釣れるうちに
是非、皆様もお試し下さいませ。