冬の根魚満喫プラン ~穴釣り編~ (淡路島釣り情報『エサ釣り編』)|(淡路島釣り情報『ルアー釣り編』)2012-02-15 PM09:24
ご存じない方に簡単にご紹介すると、
こんなテトラポットや石積み波止などの隙間に仕掛けを落とし込んで隠れている魚を釣る釣り方です。
淡路島は、夏場は台風など南風、冬場の北西風などの風が吹き、海が荒れる日が多いため、波除けのために防波堤や埋め立て地の周囲には、この根魚たちの巣がたくさんあります。
穴釣りといえば結構初歩的な釣りというイメージが強い釣りだと思いますが、
これが、ロックフィッシュゲームの大ヒント満載!!
障害物に隠れるという根魚の基本とも言える習性を再確認してみましょう。
すると、いろんなことに気付かされます。
例えば、
場所(条件)によって、魚種が変わるんです。
根魚も棲み分けをしています。
穴釣りの代表選手、
ガシラは、どこにでもいるイメージがありますが、
実はそうでもないんです。
主に沖向きの適度に深い穴に多く生息しています。
また、同じところで、メバル、アナハゼ、クジメなども来ます。
メバルは軽い仕掛がいいですよ。
海草が伸びるこれからが良く釣れる魚です。
また、同じ沖向きでも、浅い穴には、こんな魚もいます。
こんな浅いところに!?という感じで誰もが見落としがちなところが大好きなのは、
ムラソイです。ガシラと似ていますが、模様が違います。また、アナハゼや根魚のジャンルとは違いますが、ギンポもいます。波気がないところがさらに◎。
そして、内湾の浅い穴が好きなのが、
タケノコメバルです。
後は、やや深くて汽水が絡む内湾には、
淡路島ではガブちゃんと呼ばれるクロソイがいることがあります。
こんな感じで根魚の生態が勉強できるんです。
また、穴釣りはエサ釣り師だけの釣りではありません。
ルアーでも釣れますよ。この前、極寒の中、阿万に行った時ジグヘッドとワームで釣れました。
明るい時間の釣りなので、どんな動きに根魚が反応するか確かめることが出来ます。
また、どんな穴に良く隠れるのかも。
ただし、テトラポットは足場が悪いので十分気をつけてくださいね。
これが、夜のルアー釣りや探り釣り、ウキ釣りのときの参考にもなるので、一度やってみて下さいね。