淡路から1時間で本格的ひとつテンヤが出来た。 (スタッフ釣り情報『島外編』)2019-06-21 PM09:54
スタッフ井手です。
ひとつテンヤをしたいけど、
活きエビが手に入らないので難しいと思っていましたが、
昨年、店長らが行った香川のワンピースⅢでは、
活きエビを使ったひとつテンヤが出来るということで挑戦してきました。
香川県と言っても、東寄りの方にある庵治半島から出船するため、
予想よりもはるかに近かったんです。
西淡三原インターから神戸淡路鳴門自動車道~高松自動車道を走り、
志度インターで降りてから下道を少し走って、庵治方面へ。
西淡三原から1時間でお世話になるワンピースⅢさんの乗り場到着。
近すぎて驚きました。
こちらがワンピースⅢさん。
船長の後藤さんが海エビを漁師さんからわけてもらい自宅でストックされています。
活かすのが難しいため、マメに海水を汲んで水替えしたり、
エビを活かす工夫をされているとのお話でした.
こちらは、各釣り座に設けられた保温のためにクーラーボックスを改良したエビ水槽。
エアレーションも効かせ、この釣りの命でもあるエビへのこだわりが見えます。
テンヤにエビをこんな風にセットし、
10~20m台(浅い)の海底に落とし、小さくちょんちょんっと誘いを入れたり、持ちあげてフォール。
アタリが無ければ、再び誘いをかける。
そのあと、底でキープしていると当たってくるというのが流れです。
開始早々にヒットさせたのは、
洲本店の精密機械こと船釣り担当スタッフ塩野です。
ドラグ音が鳴り響きます。
慎重にやりとりして、
いいマダイです。
以前に伊勢湾でひとつテンヤをやったことがあるらしく、
その時の釣り方が、あまりテンヤを動かさずに底でキープするというもので、
それが今回ヒットパターンでした。
ヒットテンヤは、
ダイワのタイテンヤSS+の6号
カラーは、ケイムラフルジャンジャンラメ。
このあともこのカラーで釣りまくります。
マダイだけでなく、
チヌも。
面白いように釣る釣る。
また、釣ってる。
無言で黙々と釣っていました。
この人、すごいです!!
本当に機械並みにピタッと動かさずに待てるんです。
そして狙ったアタリは、絶対に掛けています。
凄い才能。
ひとつテンヤ釣りに興味をお持ちの方は、スタッフ塩野まで。
もう一人優秀なスタッフが同行していました。
ルアー館明石店スタッフおばたです。
この人は、何度も岡山の船でひとつテンヤの釣りを経験している
ひとつテンヤバリバリのプロ級です。
先日も岡山でひとつテンヤをしてきたばかり。
岡山でのヒットパターンであるシャクリを使ってリアクションバイトを狙うが当たらず、序盤は苦戦。
しかし、スタッフ塩野のパターンに切り替えて、
シャクリを押さえて、ステイさせることに切り替えると、本領発揮!!
おばたプロの使用テンヤは、
エビがずれないエビズレンで一世を風靡したV.I.SOULの三笠6号。
良型マダイを始め、
このサイズでもしっかりフッキング。
これ以外にも多数マダイを釣り上げていました。
おばたプロが今回凄かった点は、釣りたいと言っていた超美味外道を全て狙って釣り上げたこと。
まずは、
写真の取り方が悪かったのですが、60cm台あります。
船で唯一のヒラメ。
そして、美味な珍魚、
タモリことセトダイ。
極め付けは、船長が、ここはアコウが出るかも?
と言った矢先に、
きっちりでかいアコウを釣り上げたというところが素晴らしい!!
我ながら優秀すぎるスタッフたち。
この時点でスタッフ井手が出てこないのでどうなっているかお察しください。
この釣りは、誘ってアタリを出す釣りなので、まず誘い方が大事。
そして、当たったらアワせて掛ける。
この両方が出来て初めて釣れますが、
スタッフ井手は、この時点で両方が出来ていないということになります。
客観的に伝えるのが難しい釣りですが、
船カワハギ釣りが好きな方なら共通点があるのでハマると思います。
ルアー釣りが好きな方も面白いと思います。
さて、もう一人同行者のまるは釣具明石店のスタッフ中尾も井手と同じく苦しんでいましたが、
後半コツを掴んで釣ってくれました。
さりげなく塩野もまた釣ってます。
船長の「最後のポイントにします。」とのアナウンス。
四国本島の近くに戻ってきて、
昔、岸から投げ釣りをしたところのすぐ前の驚くような浅場です。
こんなところで釣れるのというようなところです。
スタッフ中尾がキビレをヒットさせたあと、
強烈な引きで上がってきたのが、
70センチ近いビッグサイズ!!ラインPE0.6号、リーダー2号でのやり取りは、面白そうでした。
こんな魚がこんな浅いところで喰ってくるなんて
こんなエキサイティングな釣りはなかなかないですね。
最後に締めのビッグバイトもありで、なかなか濃い釣りでしたが、
何が悪いのか、どうしてなのか、
訳が分からないのですが、
スタッフ井手は、
キュウセン1匹とガシラ。船長に逆にテンヤでベラを釣るのは難しいと言われました・・・・
なんでなんでしょう(最近の船釣り不調続き、船釣りイップスの井手)。
しかし、それだけ釣れる釣れないがあるということは、
ゲーム性があるということでしょう。
瀬戸内の美しい景色も魅力です。
映画のロケ地にもなった男木島の有名な灯台。
屋島↓
釣れなかったけど、
瀬戸内の景色で充電完了。
最後に集合写真。こんなに面白い釣りは久々に体験しました。
こんなに釣れているのになあ・・・
お世話になりましたのは、
ワンピースⅢさん
親切で優しい船長さんでした。
詳しくは、お店にて。