中紀の春は伝馬船が熱い…? (釣果)2013-03-29 PM06:01
皆さんこんにちは!アングラーズ八幡店 店長の小林です。
春です!春の釣りといえば僕の中では渓流!!
なので渓流釣りの予定を堅田店軸屋店長と立てていたのですが、ある日軸屋店長から…
軸『自分から言い出しといて何なんですが、僕自分が花粉症っていうのをすっかり忘れてまして…そういうわけで山はちょっと…』
とのことで渓流は中止。代替案として軸屋君が提案したのが『印南の伝馬船』
聞けば、イサギ釣りをメインに、結構な確率でイシダイ!や大型の真鯛!など豪華な外道も釣れてるらしい。
これはおもしろそうや!とその話に乗ったのですが果たして…
3月27日午前4:30。和歌山県印南、庄門丸さん(0738-43-0517)の船着場に到着。
しばし仮眠の後、午前5:30、伝馬船に荷物を載せて乗り込み出船。
さて、
伝馬船(てんません)とは、近世から近代の日本にかけて用いられた小型の船。廻船などに搭載され、付属元の船(親船/本船)と陸上との間の荷役・連絡や漕走機能のない親船の出入港時の曳航などに用いた。艀(はしけ)・橋船(はしぶね、端船)・脚継船(あしつぎふね)などの別名がある。その用途は、現在のカッターボートに該当する。
と、Wikipediaが申しております。
つまり小型のボートを親船に沖まで引いてもらって釣りをするわけです。
こんな感じで親船からロープで繋がってます。我々の乗る伝馬船からは後ろの船にロープが繋がっています。
ポイントに着くと船頭さんの合図でイカリを下ろします。けっこう重い。
今回のメンバー、堅田店軸屋店長(右)と荒牧店矢野店長(左)。
三人ともまずは天秤ズボの仕掛をセットし釣り開始。道具立ては船と同じですね。オモリが軽いくらいか。(30号)
釣り始めはあまり雰囲気が無かったのですが手返しするうちに魚が寄ってきたみたい?矢野店長にヒット!!
軸屋君にもヒット!軸屋君はウキ流し釣りで。
時合いなのか二人にはアタリが連発。バタバタと釣れていますが僕にはアタリが来ない…
矢野さんに聞いてみると僕の仕掛は短いようで、少し長い仕掛に変えてみました。すると…
僕にも来ました!縞がまだ残ったウリ坊君ですが…
この伝馬船での釣り、釣り方は色々で天秤ズボ以外にも完全フカセ、ウキ流しなど様々なスタイルで釣ることができます。この時期は乗っ込み直前の大型チヌを狙ってチヌ師の方もよく訪れます。
で、そのチヌかかりのスタイルでもイサギやイシダイ、グレなんかが釣れるという。
というわけで…
今回はチヌかかりスタイルも用意しました!
ダンゴ投入!ボチャン
水深は約37m。あり合わせのダンゴというのもあってなかなか底につかない。
底についても潮流が早いので直ぐに仕掛けが流される。むむぅ、かなり釣り難い…(;´Д`A ```
ダンゴが割れて、仕掛が流され出した瞬間、ピピピッと穂先にかすかな魚信!アワセるとHIT!!
って、なんじゃこりゃ?
トラギス…?の仲間?
僕がダンゴをこねたり放ったりしてる間、二人は天秤ズボとウキ流しで順調にイサギを釣り上げている。
潮流は徐々に速さを増し、かかり釣りスタイルではかなり釣りづらい。既に底をとるのがかなり困難になってきた。
底で狙うかかり釣りならイシダイ釣れると思ったのになぁ。早くも今日のプランが崩壊しかけだ。(´Д`)
そんな事を考えながら、「アカンやろ」とわかっているダンゴを再度投入。ダンゴが底について流される。もうダンゴは割れているか…
とその瞬間…
ずきゅーん!! と穂先がひったくられるアタリ!!
キ…(-_-)キ(_- )キ!(- )キッ!( )キタ( ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━!!
今度は筏竿が満月にしなる強烈な引き!これは銀ワサ(イシダイのことね)か~?!
華麗なロッドワークで強引をかわし、ようやく上がってきたその魚は…
またおまえか~っ!!!
磯に引続きまたまた登場サンノジちゃん。www そらよう引きますわ。即お帰りいただきました。
早くもダンゴ釣りプラン崩壊。ならばでかいウキがスカッと消しこむ爽快感を味わいたい。
ウキ流しで好調な軸屋君を真似て今度はウキ流しにチャレンジ…
するも…
時合い終了。全員アタらなくなる。
アカン、酔い止めのせいか眠くなってきたのでちょっと休憩。
めっちゃ寝にくい… でもちゃんと寝ました。どこでも寝れるな。ww
軸屋君もどこでも寝れるな。ww
しばしの睡眠の後、天秤ズボに絞って釣り再開。やっぱりあれこれやったらあきませんわ。
矢野店長に釣れるタナを聞き、コマメに手返しすると…
数釣りはもう十分したので底でイシダイを狙いはじめた矢野さんもサンノジゲット。
僕のより小さいですね。ww
そうか、プラン崩壊でもうイサギを数釣るのは難しい。ならば一発大物狙いか…
僕も30m、仕掛が底をかすめるようにタナを設定。
数分後、仕掛を回収しようと竿を上げると… 「?!」
なにか掛かってる!それも小型の引きではない。竿を叩くから真鯛か?はたまた銀ワサ?!
期待に胸を躍らせ上げてきた魚は…
魚は…
なんでやね~ん!!
狙いとは違う縞模様にただただ苦笑い。
すると矢野店長にもなにやらHit!!矢野さんもタカノハ?
上がってきたのは…
Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!!
イシダイ! 30cmくらいなのでまだサンバソウか…でもええなぁ (*´ο`*)=3
その後、僕はイサギを僅かに追加したのみ。再びイサギ狙いに戻った矢野店長はパターンをつかみ、神がかり的に連発。
午後1:45。風と波が強くなりこれ以上やれば確実に酔うと思ったころ、迎えの船が来た。
本日の釣果。コレが僕一人のならいいんですが…
この中に僕の魚が何匹いるかはさておき…ww
ベ、ベストは尽くしたから…(震え声)
ゲームプランは大事ですわ。
魚はお二人が気前良く均等に、いや僕が多いくらい分けてくれました。
適度に乗った脂とほのかな甘み…イサギのお造り、サイコーでした!
ご予約、お問い合わせ、庄門丸(0738-43-0517)
最後にお知らせ!
今年もフォトコンテスト春の部、好評開催中です!
ではまた!