釣れた魚でクッキング シーバスの味噌漬け (釣れた魚でクッキング)2010-04-16 PM10:12
釣れた魚でクッキング『シーバスの味噌漬け』
こんにちは当店では只今、シーバス祭りを開催しております。それにちなんで、シーバスの美味しい食べ方をご紹介致します。担当はこの春、新しい事を始めようと料理本を購入しました私、スタッフ井手です。よろしくお願い致します。
まずは、今回のお魚と私です。
まずは、材料です。この前、洲本川で釣ったシーバスです。淡路島では年中釣れます。以前、お客様から「味噌漬けにしたら美味しいよ。」と勧められたことがあるこの料理にチャレンジです
65cmありました。結果的にはこのサイズが丁度良いサイズでした。淡路島の人は、美味しい魚ばっかり食べているので舌が肥えているのか、特に旬と言われている夏以外シーバスをあまり食べません。決して美味しくないわけではないんですけど。きちんと優しくリリースしてあげれば食べなくても良いのですが、釣るだけ釣ってあとはいらないから誰かにあげるというのは、魚にかわいそうです。キープするなら釣った人が責任を持ってお料理しましょうね。
①釣ったシーバスは、血抜きをして持ち帰り早めに下処理(ウロコ、内臓、エラをとる)をして冷蔵庫へ。冷たく冷やしておいた方がさばきやすいと思います。
②そして3枚に下ろした物がこちら。きれいな身の色ですね。
③それを切り身にして、塩をします。しばらくおいて水気を切ります。
④そして、酒、みりん、をそれぞれ50ccずつと白味噌500gを混ぜ合わせます。以前、普通の味噌汁用の味噌を使って辛くなりすぎて失敗した事があります。甘い味噌がいいようですよ。
⑤ タッパー容器に④の味噌を敷き、シーバスの切り身を乗せます。そしてまたその上に味噌を塗り、シーバスを乗せ、味噌、シーバス、味噌、シーバスと重ねます。このサイズのタッパー(深さ10cm)に丁度良い分量でした。
⑥この状態で密封して冷蔵庫で3日寝かせると、あとは味噌を手できれいに取って焼くだけ。味噌を沢山つけたまま焼くと味噌が焦げてしまいます。それを防ぐ為には、味噌に漬け込む時に味噌と切り身の間にガーゼなどを敷いておくと味噌のくっつきを抑えられていいそうです。冷蔵庫では漬けてから1週間まで、それ以上保存する場合は、味噌を取って冷凍庫へ。
⑦完成です
あっさりし過ぎと言われるこの時期のシーバスも、味噌に漬けると味噌の味がするだけでなく、水分が出て、身が締まって旨みが凝縮されていました。我ながら、これがシーバスというぐらい美味しかったですよ。ヤバイです。お料理、ハマりそうで。
多分、この食べ方だと、他のあっさり系の魚にも応用出来そうです。
他にもこんな美味しい食べ方がありますよ。というお話もお待ちしておりますよ。