「釣れちゃうねん!」でお魚図鑑作り 後編 (淡路島で釣れるお魚図鑑)|(淡路島釣り情報『エサ釣り編』)2010-08-04 AM09:07
こんにちはこの前の日曜日は島まつりの花火大会がありました。その日は、出勤でしたので店から一人寂しく(店長と2人で見るのも一層寂しいのでこれで十分)花火をみたスタッフ井手です。やっぱり花火は夏って感じでいいですよね~皆様はご覧になられましたか?
さて、スタッフ井手による「釣れちゃうねん!」という仕掛けを使ってどんな魚が釣れるのか?という釣行続きです。
今回行った灘の吉野の波止の周辺は浅いんです。海底の様子が見えてしまいます。それがいいのです。釣れた魚がどんなところに住んでいる魚なのかがよく分かって。
今回の舞台、吉野からの眺めです。目の前に沼島も見えます。
いきなりですが結果から。2時間ほどしか釣っていませんが、入れ食いでした。
主にベラ類の 小型が多かったのですが、アタリ連発で楽しかったですよ。極小バリが効きました。さらに釣れちゃうねん!は、シモリ玉が仕掛けを立たせてくれるので、ハリが底に引っ掛かることを防ぎながら、ふわふわと魚を誘ってくれます。エサ盗り系の魚が多かったのでアタリを取ってアワす釣りでした。オモリも根掛かりしにくい形状のオモリを使用しています。
さて今回は、何魚種釣れたのでしょうか。何という魚か調べて図鑑を作りました
オハグロベラ
最初に釣れた魚です。見た目は、美味しそうではありませんが、図鑑によると美味しいと書いてありました。メスからオスに性転換するそうです。写真はメスのようです。淡路ではたまに釣れますが、この魚ばかりが沢山釣れるという経験はありません。
ホシササノハベラ
釣り人の間では通称イソベラとして有名。秋のカワハギ釣りや昼間の根魚釣りで山ほど釣れます。いい引きをしますが、外道なので喜ばれる事が少ない魚です。ちゃんと食べられます。煮付けで食べた事がありますが、結構美味しいですよ。これも小さい時はメスでオスに性転換します。砂地で釣れることは無く、海草の多い岩礁帯で見られます。サイズは20cmぐらいまで。ワームでも釣れます。
キュウセン
一般的に釣り人の中でベラ釣りと言えば、この種類をさします。瀬戸内ではギザミと呼ぶところもあります。写真左のオスが青、写真右のメスが赤という色の違いから、青ベラ、赤ベラなどという風に言われますが、どちらも同じ種類です。これもメスからオスへ性転換します。生まれながらにオスの個体もいるそうですが、メスと同じ格好をしている為、見分けが出来ないみたいです。イソベラに比べ砂地の多いところに住んでいます。なので海草の多い吉野ではあまり釣れませんでした。ベラ29匹中キュウセンは5匹という結果。冬は砂に潜り冬眠します。メス20cm、オス30cmに成長。
ホンベラ
今回、一番多く釣れた魚です。全体の約半数がこのベラでした。キュウセンとイソベラの中間のような見た目のベラです。偏光グラスで水中をみるとエサの周りに群れで集まっていました。これもメスからオスへと性転換します。大きくても20cmまで。
ベラ類は以上でしたが、フカセ釣りなどで釣れるコブダイもベラの仲間です。共通している事は、昼行性で夜になると眠るという点です。うちの水槽で飼育中のホンベラは横になって寝ます。この姿が、またとてもカワイイのです是非、この様子も飼育して観察していただきたいと思います。
また、ベラ以外では、
キヌバリ
ハゼの仲間。縞模様がカワイイ魚。ハゼの仲間なのに中層を泳ぐ習性があります。しかも群れで。
クジメ
オモリにアタックしてくる魚が見えました。エサを大きめに付けてアピールしたらヒット。冬の魚のイメージがありますが、真夏でも釣れました。冬に根魚図鑑を作った時にもご紹介しましたのでそちらをご覧下さい。→https://anglers.lekumo.biz/awaji/2010/02/post-1f93.html
以上の魚種が釣れました。
皆様もこの夏、淡路島で大好きな釣りをして自由研究だと言い張ってみましょう
釣りに行く時は図鑑を持っていくと新たな楽しみが生まれます。もしくは、水槽で飼育観察も!!癒されてます。
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まるは釣具洲本店の2010年お盆休みの営業時間をご案内させていただきます。
8月12日(木)~15日(日) 4:00~22:00
8月16日(月) 4:00~20:00
上記以外の8月は通常通り営業致します。皆様の釣りのお役に立てるようにスタッフ一同頑張りますので、ご来店をお待ちしております